本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

無意識行動
中編

無意識行動

匿名 2017年5月10日
怖い 693
怖くない 600
chat_bubble 2
14,955 views
自分は幼い頃虐待をされていました。 当時はそんな意識はなく、殴られて当たり前、叩かれて当たり前、首を絞められて当たり前と思っていました。 新しい継母がやっていました。 最初はとても優しく何でもしてくれてましたが次第に家事を任され、買い物を任され、学校に行かせてくれませんでした。 初期時代はキツくて何度も何度も泣いてしまいました。 ですが、次第に何も感じなくなりこれが普通だと思い始めました。 道端の雑草を食べて賞味期限切れの食べ物を食し食べ物がない時は爪を何とかして食べて…… そんな生活が二ヶ月間続き身体はやせ細りました。 食べ物はろくに与えてくれなくて餓死するんじゃないかと言う勢いでガリガリでした。 そんなある日自分は冷蔵庫をあけました。 食べ物を見てそれで食べた気分になろうとしたのです。 ですが自然と手が出てしまい、気づくとバレない程度に食べ物に食らいついていました。 「バレたら殺される」 そう思い何とかして隠そうと思っていると何故か勝手に案が思いつき実行までしていました。 最初はバレずに生きていけましたがやはりバレてしまい一度包丁で頬を切られました。 ですがそれでも辞められず次第に親の金までにも手が出ていました。 「生きるのには盗むしかない」 そう思っていただけなのに勝手に身体が動き実行していました。 それを知った時指を何本か折られて半分ぐらい使い物になりませんでしたが無理やり動かし家事をこなしていました。 ある日不審に思った学校が家に訪ねてきて無理やり自分を連れていこうとしました。 自分は救いの手とは思ったのですが無意識なのか家に残ろうと必死で抵抗していました。 何故、無意識で身体が動くかとても謎でしたがとても安心感がありました。 痛みが次第に鈍り滅多のことではないと痛がらなくなり罰も更にヒートアップしてきました。 そして遂に犯罪まで犯してしまいました。 罪の意思はあります。 ですが実行時は全く無意識でした。 無意識に手を出し取り外で開け気づいたら食べていました。 その事を知った母親は自分を火で炙りました。 とても暑く皮膚がケロイドになり汚れてしまいました。 その時、自分は逃げ出そうと強く願いました。 「こんな所、いつ殺されるか分からない、愛してくれない親なんて要らない」 そう思い次の日に出ていき保護されました。 保護所から出ても魔の手は伸び何度も何度も連れて帰られました。 手出しができない、抵抗しない、そういった事で連れて帰られました。 自分は何故か抵抗出来ず命令を聞いてばかりでした。 そして、母親が親と離婚した時自分は自由になったと思いましたが体の傷は消えないため復讐心が残りました。 復讐心、人間としての感情が少しズレて進級していきました。 無意識というのもまだ残っており、勝手に身体が動いてしまったり。 ある時、夢を見ました。 虐待を受けている時の自分。 なんで抵抗しないんだ?と思っていると夢の中で声が聞こえました。 「それは支配されてたから」と 色々な場面で色々な理由を言われ逃げ出した時の場面が終わると自分そっくりな女の子が立っていました。 声をかけても応じなかったので近づくとそこで目が覚めました。 「なんだ夢か」 と言うと耳元で 「貴方とは一心同体」 と囁かれました

後日談:

  • 怖くないです。保存したいための投稿

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(2件)

コメントはまだありません。

0/500

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.202

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

隙間時間のゾッとする話

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

迷い込む長編異界録

読み込み中...
chat_bubble 2