
短編
半分の
匿名 2日前
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母と散歩をしていた時の話です
家の近くを歩いていた時に
母がある家の方を見ていました
その家は白っぽい見た目の家で
母はその家の屋根近くの壁を見ていたようでした
相変わらず私には何も見えなかったので
「何かいたの?」と聞いたら
「半分埋まったおじさんがいる」
どゆこと?と思った私は母に詳しく話を聞きました
母が言うには
古い写真のような色をしたおじさんが
壁に半分埋まっていたようでした
それからその家の前を通る度に
そのおじさんを見るようになりました
(やはり私には見えませんが)
ですが何年か過ぎたある日を境に
そのおじさんがいなくなりました
「成仏したのかな
それとも.....」
"別の所に行ったのか"
今となってはわかりません
後日談:
- 実はおじさんがいなくなった事が一度あったので しばらくしたらいるのでは?と思っていたら どうやら本当にいなくなっていたようです その家は私の家に近い所にあり 散歩する際通っていたのですが 母曰く「いやな感じはしなかった」そうです また何かありましたら投稿します
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