
長編
スカーフ
匿名 2日前
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私は、ファッションデザイナーと言う仕事をしている。
これは、仕事中に起こった不思議な話だ。
いや、感動するのかもしれない
『うんうん。分かったじゃあ今月中に仕上げるよ。………………OK、じゃあおやすみ〜』
そう言って携帯を閉じる
私の友達は、小さな雑貨屋さんの店長をしており、そこに私がデザインした服をおいてもらっている。そして今日は、前にその友達から依頼されていたスカーフを今月中に仕上げて欲しいと夜遅くに電話があったのだ。そのスカーフは、赤色のバラがたくさん刺繍してあり、生地自体は、淡い青色で、イメージは、空をバックにバラが咲いているという感じだ。前に1度その柄のハンカチを売り出したところ、それが莫大に売れたらしく、また違う種類で同じ柄のものを作って欲しいと頼まれ今、作っているのだ。
もうすぐ終わるのでその日は何も考えず眠りについた。
だいたい深夜3時頃、私はトイレに行きたくなったため1階に降りていった。すると、トイレの前に作ってる途中のスカーフが落ちていた。
「あれ?しまい忘れたのかな?でも、仕事部屋でしているからこんな所に置くわけないし……」
だが、早くトイレに行きたいという気持ちが勝ち、そこまで深く考えず用を足し、仕事部屋にスカーフを置き、また寝室へ戻った。
翌朝
ープルルルルルプルルルルルー
(こんな朝早くに誰だろう…)
あくびをしながら受話器をとる
『もしもし…』
《あっ、もしもし〇〇(私の名前)?》
その声は前に電話をしたあの友達だった。
『あっ、〇〇(友達の名前)どうしたの?こんな朝早くに…ふぅぁ〜』
《あのスカーフのことなんだけど!!!明後日には届けて欲しいの、お願い!その分お金は渡すわ!》
彼女の真剣な様子が電話越しに伝わってくる。
『どうしてそんなに早く…今月中じゃなかったっけ?』
《初めはそう言っていたんだけど…………
あーもう、…とにかく早くして欲しいの!!!お金はどれだけでも渡すわ!お願い…!》
『分かったわよ…お金はいらないわ、出来るだけ早くする。』
《あ〜ぁありがとう!ごめんね、》
『別にいいわ』
そう言って電話を切る。私は、どうして焦っているのか正直わからなかった。けど早くと言われてしまえばしないといけない。私は、すぐ操作に取り掛かった。
きずけばもう、夜10時になっていた。早速ダンボールに詰
後日談:
- これは、フィクションです
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