き、マンションからだいぶ離れたところで私は彼女の掴んだ腕を無理矢理振りほどき 痛ったいって～！　もうなんなのよ～いったい！ 彼女に激しく怒る私。 乱れた息を整えてから彼女は私に近づきこう言ったのです。 ○○ちゃん、ごめんね…急に 脅かしちゃって… あのね、よく聞いてね… さっき部屋入って私が電気点けてからカーテン開けたでしょう… 私が窓で髪を溶かしてた時にね、ベッドの下に男の人が刃物を持ってこっちを見ていたのが見えたの… だって。 私は何がなんだか分からず呆然としてしまいました。 Aが言うには彼女が男の存在に気づいた時、慌てて逃げると襲われると思いあのような行動をとったということだった。 Aは持参していた携帯ですぐ警察に連絡しました。 15分ほどで警察官が彼女のマンションに着き部屋の中を調べると男の姿はありませんでした。 とくに物色された形跡はなく、これといった問題もありませんでしたが警察からはなるべく早く別のマンションへ引っ越したほうが良いと言われ、それ以来彼女は私の住むマンションに引っ越すことになりました。 Aは3ヶ月ほど前に彼氏と別れたと言っていたから…