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短編
餌
短編

2016年12月13日
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先週、帰宅部の弟がいつもより遅く帰ってきました。

弟の上着ポケットは小銭で膨らんでいて、ざっと見ても2,3千円はあった。

どうしたのかと聞けば、「駅の横の路地で拾ったったwww」という。

酔っ払いが路地に財布をぶちまけたのだろうと思って、親への口止めで少しもらった。

数日後、バイトから帰る途中で興奮した弟が待っていた。「姉ちゃん、やばい。手伝ってよ!いっぱいあるよ!!」と言われた。言われるままついていくと、路地に拾えるほどの小銭が落ちていた。普通はあり得ないけど、その時は街頭でキラキラした小銭が欲しくてたまらなかった。弟と拾っていくと街灯が途切れて、だんだん暗くなった。どこまで落ちているのだろうと顔を上げて道の先を見ると、光が見えた。スマホの画面の小さな光だった。ほかにも拾っている人間がいた。

そして、それが人間と一緒に真っ暗闇な壁にスーッと消えた。

(やばい、死ぬ)

私はきゅうに怖くなって震える膝を地面について、四つん這いになって弟の足をつかんだ。

横の消火栓に足を絡ませて弟がそれ以上いかないようにして、周囲の小銭だけ拾わせた。

そうして何かを叫んでいるうちに、気が付くと警察官が顔を覗き込んでいた。

香水くさい飲み屋のお姉さんが通報してくれたようだった。

交番まで迎えに来た親に「石なんか拾ってどうすんの?!」とめちゃくちゃ怒られた。

私と弟のポケットは小石でいっぱいだった。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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