
短編
黒い人。
匿名 3日前
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今日は娘が怖い話をみなさんにお聞かせします。
これは、私が泊まりに行った時に起きた怖い話です。
電気を消し、私と友達はお互い背を向け動画を見たりゲームをしたりしていました。
しかし、もうこの時からお互いに異変が起こっていたのです。
友達「起きてる?」
私 「起きてるよ」
この時2人は、足が動かなかったのです。
私は元から脱力しやすい体質な為、それのせいで足が動かないと思っていました。
しかし、この時友達は全て分かっていたのです。
足が動かないのは、奴のせいだと…
時間が経ち、足が動くのを確認した私は仰向けになり肩の力を抜きました。
その瞬間、目の前に黒い人影と目が合ったのです。
体はガチガチになり、動かなくなりました。友達もこの時、私と全く同じ状況になっていたそうです。
そこから数十分後、黒い人影はスッといなくなりました。
いなくなると、体は軽くなり体制を変えようと左側をむいて寝ようとした瞬間…目の前に黒い人影がいたのです。
私「助けて…」
声が出なかった私は、心の中でずっと言っていました。
すると、その黒い人影が私に喋りかけてきたのです。
人影「お前は誰だ。」
私「●●です。」
人影「ここにいてはいけない」
私「え?」
人影「明日は早く帰れ」
『でないと殺す』
黒い人影は、この言葉を最後に去っていきました。
私は次の日、昼頃にはもう友達の家を出て1時間かけて家に帰りました。
この事を話すと、友達はこう言いました。
「この家にはおばけがいる」
「金縛りになり夜なかなか寝れない」
「●●の事を探してるんだと思う。
黒い人影はいつも私の隣を見ている。」
この怖い話はどうでしたか?
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