
長編
足音
匿名 4日前
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そんなことを、1時間くらい繰り返したころ、急に私が静かになって足音がたくさん聞こえ出したと言っていた。
そのまま、私は寝てしまったらしい。
目が覚めるとお寺の一室に寝かされていた。
Tさんはもう帰っており、住職にどうなったか聞いた。
住職は、最初にすまないと言って話し出した。
私の魂?と同化してしまった13体の霊は結局お祓いすることはでず、私の魂を切り離すことによって分離させたらしい。このことで、どんな影響が出るかわからないらしい。
しかし、同化したままだと霊が私から離れようとして近いうちに私は死んでいたらしい。
そう住職は申し訳なさそうに話してくれた。
最後に住職は、どうしてこんなことになったか全くわからないと言った。
そこで、住職に一回私の部屋に来てもらうことになった。
一日ぶりに自分の部屋に入ると、いつもと雰囲気が違うと感じた。
何が違うとはわからなかったけど、たしかに何かが違った。
住職も感じたらしく、険しい表情して部屋に入っていって、私は部屋の外で待つことにした。
しばらくすると、住職が蒼い顔をして急いで出てきた。
すぐに、住職は電話をかけ始めた。
後で聞くと、Tさんに事情を説明してきてもらうことになったらしい。
その間に住職はアパートの管理人に部屋のお祓いをする許可を取っていた。その後は、無言でアパートの駐車場でTさんを待っていた。
しばらくすると、駐車場に白いバンが止まって、中からTさんと同じような袈裟を着た人が4人といろいろな道具を持ってきた。
Tさんたちは私の部屋に入っていき、私に決して入ってくるなと言った。
私が扉の前で待っていると、中からお経のようなものが聞こえた。
その間、ずっと部屋の中でたくさんの足音が聞こえていた。
しばらくすると、お経も足音も聞こえなくなり中からTさんたちが出てきた。
Tさんは私を見ると、いきなりキレて老人とは思えない力で私を部屋の中に引きずり込んだ。
初めて部屋を見ると机が裏返っていたり、食器が割れて落ちていたりひどい惨状だった。
とくにひどかったのが壁だった。壁には無数の手形がついていた。手の大きさはいろいろあって少なくとも5人以上の手だったと思う。
Tさんは、私の部屋に貼ってあったお札を見せて、これはなんだとと聞いてきた。
私は訳が分からず、お札ですというと、Tさんは、なぜ張ったっと怒鳴ってきました。
こんな
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chat_bubble コメント(8件)
- 寝ている時に耳元で囁かれた時など怖くなってお経を唱えることがありますが、逆効果の場合もあるのですね…。 御札や盛り塩も家の中にいるモノが出られなくなると聞いたこともありますから、とりあえず窓を全部閉めて粗塩を炒ることにしますうみゅ
- ここに投稿されてる話で誤字脱字が無いのは誰かの作品(出版されてるもの)の転載だけだからあって当たり前なんだよな〜モンチ
- お札は使い方を誤れば塩もだけど結界の役割になるからなぁ…御もやし
- お札は使い方を誤れば塩もだけど結界の役割になるからなぁ…御もやし
- ヒドイ人はもっとヒドイし、まだ全然読める。アマランサス
- 誤字やら言い回しのおかしい所が目立つ。オカルト好き
- 聞いたことある話だけど、一般人がよく分からないままお札を貼るとそうなる例は多いみたいで、お札って結界で人間には見えない壁作るし、お経の意味を知らないとそうなるのはなんとなく途中でわかりました だから、無闇に貼っていいってことはないと思います
- 話は面白いけど「ですます」調なのか「である」調なのかは統一してほしい。