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中編

あるホテルの出来事

匿名 2018年2月2日
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このお話は、お父さんが20年前にあった、本当のお話です。 車で北海道へ行く機会があり、俺は函館↓洞爺湖↓札幌と回っていた。最後の宿泊となった札幌でら少々奇異な体験をしたので触れてみようと思う。現地まで行って宿泊予約のホテルに連絡したところ、なんと予約の1日ズレている事が発覚。慌てて懇意にしている旅行代理店に電話し、何とか一件のホテルを用意してもらった。そこは近くに大きな川が流れており、目の前にはD音泉方面へ続く国道が通っている。車を駐車スペースに置き、荷物を持ってチェックインする。ところが1歩、建物に足を踏み入れたとたん俺は何ともいい知れぬ不安感に襲われた。 周辺にもホテルの中にも、何も緊張する要素が見当たらないのにじょしょに心臓が早く鐘のように激しく鼓動を打ち始める。子どもの頃から、何らかの霊的作用がある場所へ行くと起こるあの種の警告のようなものだ。俺は、社会人の和田とふたりで行動のしていたため、チェックイン後それぞれ自分の部屋へと向かう。 俺にあてがわれた部屋はら中層階にあるシングル。カードキーを差しこみ、ドアを開けたとたん一瞬ではあるが中へ吸い込まれるような感覚に見まわれた。荷物を置いて、タバコを一本吸おうと愛用のライターを取り出す。ところがいったん火がつくのだが、何度やってもすぐにふっと消えてしまう。俺が使っているライターは、少々の風でも、安定した着火能力があると言うのが売りなのだ。今度は、耳鳴りが俺を襲った。そして例の警告の鼓動………。 (考えすぎ、考えすぎ!きっと長旅で疲れてるだけだ)そんな事はら無いのは、自分が1番承知しているのだが俺は、無理やりそう言い聞かせ、部屋を後にした。 それから和田と食事をとろうと、薄の方面へと出向いた。帰りに居酒屋で1杯やり、店を出て、客待ちをするタクシーを拾う。「あのホテル、新しくて気持ちがいいね」 車内で俺はさりげなく和田に部屋の事を聞いてみることにした。「うーん確かに建物も大きくて新しいし見てくれはいいですけどね……」「何か問題ある?」「いやいや、問題ってほど事は無いんですがね。疲れてるのかなぁ……部屋に入ったとたん、強烈な寒気がして、それが止まらないんですよね。」それで俺はさっき自分が感じた感覚をそっくり和田に伝える事にした。 「ちょっといいですかね」我々の話に割り込んできたのはタクシーの運転手だった。「お客さんがら今向かうホテルね実に先日、おかしな事件があったば

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