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峠道の憂鬱
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峠道の憂鬱

20時間前
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私が30代の頃、友人の美紀と一緒に冬の湖畔を走ることにした。都会の喧騒から逃れ、静かな夜を楽しむために、彼女と私は運転を交代しながら長い道のりを進んだ。湖の周辺には街灯も少なく、ただ月明かりだけが頼りの暗い道だった。

ドライブ中、私たちはお互いの近況を語り合ったり、最近の出来事について話したりしていた。そんな折、少し離れた場所にある古びた神社の近くを通り過ぎると、何かの気配を感じた。気のせいだろうと思いつつ、私はそのまま運転を続けた。

しばらくすると、美紀が急に黙り込んだ。普段はおしゃべりな彼女が突然無言になったので、私は心配になり、助手席をちらりと見た。その瞬間、フロントガラスに映る月明かりの中、何かが動くのを見た。水晶玉のようなものが、車の中で光を反射しているのだ。まさかと思い、エアコンを切って車内の空気を冷やしたが、その光は消えなかった。

「美紀、どうしたの?」と声をかけたが、彼女はただ前を見つめていた。彼女の表情は青ざめていて、何かを感じ取っている様子だった。私は少しだけペースを上げ、湖畔の道を進んだ。

その時、ふと目に入ったのは、後ろのシートに置かれた水晶玉だった。友人からのプレゼントで、悪いものを寄せ付けないと言われていた。だが、その水晶玉は今でも回転しているように見えた。急に不安が募り、私は運転に集中することにした。

しばらくして、明かりのあるコンビニに入ると、ようやく緊張が解けた。美紀は外に出て、深呼吸をしていた。私は車を降りて、「さっきのことで話してくれなかったこと、何かあったの?」と尋ねた。

美紀は一瞬、目を逸らした後、恐る恐る言った。「実は、神社の近くを通った時、サイドミラーに”真っ白い顔”の女の人が映ってたの。目が合った瞬間、心の中で『消えてくれ』と願っていた。だから、運転中は怖くて何も言えなかった。」

その言葉を聞いて、私はゾッとした。美紀があの時、私に話してくれていなかったら、きっと事故を起こしていたかもしれない。あの日以来、私たちは夜のドライブを控えることにした。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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