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短編
幻の友達
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幻の友達

2016年12月20日
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これは僕が小学生の時のことです。

当時、兄弟も友達も居なかった僕は一人で遊ぶことがほとんどでした。

ある日、いつものように家の近くを散歩していると、電話ボックスの横に自分と同じぐらいの歳の子がしゃがみ込んでいるのが見えました。

さりげなく通り過ぎようとした時、背後から不意に声が聞こえました。

(あそぼ・・)

ビックリして振り向くと、さっきまで電話ボックスの横にいた子がいつの間にか背後に立っていました。

「今、散歩の途中なんだ。この辺、一緒に探検する?」

僕がそう問いかけると、その子は軽く頷きました。

それからしばらく、僕の後ろを付いてきていました。

途中、何度か話しかけましたが、その子は一言も言葉を発しませんでした。

気が付くと日が暮れかけてきていたので、「そろそろ帰ろうか」と言って振り向いたら、その子はどこにも居ませんでした。

先に帰ったのかな?と思いましたが、それ以上は深く考えず、僕も帰ることにしました。

次の日、学校でその子を探してみましたが、見つけることは出来ませんでした。

その帰り道、例の電話ボックスの所を通りかかったら前の日と同じようにその子がしゃがみ込んでいました。

声を掛けようと一歩踏み出した時、あることに気付きました。

よく見ると、その子はしゃがみ込んでいるのではなく、跪いて何かを探しているようなのです。

その時初めて、何かおかしいと感じました。

急いでその場を離れようとしたその時、瞬間移動でもしたかのようにその子がいつの間にか目の前に立っていました。

(一緒に探してくれる・・?)

「探すって・・何を?」

(僕の・・目玉・・)

そう言ってこっちを見たその顔は、左目がまるで空洞のようになっていて目玉がありませんでした。

「ウワアアアアアアアアアアアアアッ!」

僕は悲鳴にならない悲鳴を上げ、その場から逃げ出しました。

それ以来、二度とそこには近づかず、通学する時も別の道を通るようになりました。

その電話ボックスは今はもうありません。

一体、あの子は何だったのでしょうか?

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はじめまして、よろしくお願いします。

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