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中編

もう一人

匿名 2日前
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を撫で下ろしました。 夜勤が終わる時間は深夜2時です。 まだ春になったばかりの肌寒い夜のこと。 仲の良かったBと仕事終わりに24時間営業の食堂へ食事に行くことにしました。 トラックの運ちゃんが食事していたり、夜遊びしていたであろう若者が食事をしに来ている時間帯です。 店に入るとお客さんは誰もいませんでした。 店員「3名様ですか?」 私「いえ、2人です」 Bはチャーハンとラーメン、私は焼肉丼とラーメンを頼みました。 先に2人分のラーメンがきました。 と、その直後に大きな蛾が一直線に私のラーメンの中へ。 「ビチャッ」 蛾は死んだのか動きません。 店員「すみません、替えのラーメンすぐにお持ちします」 食堂の裏手が山なので今の時期に蛾が出てきてもおかしくはないんだろうけど、何も私のラーメン目掛けて飛んで来なくても…と思いつつも、替えのラーメンと焼肉丼を食べてお腹いっぱいになり満足しました。 帰り道、右折すると県病がある大きな交差点で信号待ちをしていた時です。 突然車の横から麦わら帽子にワンピースの女の子が現れ横断歩道に向かって行きます。 車の横を歩かなくても歩道歩けばいいのにと、そのくらいにしか思っていませんでした。 B「あれ何か変だぞ」 私「何が?」 B「手も脚も動いてないだろ!」 私「…!」 よく見ると手も脚も動かずに移動しています。 私「うわぁっ!」 と同時にフッと消えるかの様にいなくなりました。 B「今の絶対人間じゃないよな…」 翌日会社でこの話をCにも話しましたが信じてくれませんでした。 よくよく考えるとあの肌寒い夜に麦わら帽子とワンピースはおかしいし、3名様ですか?と言われたのも店員にはもう1人見えていたのでしょうか。 あの女の子が。 会社での怪現象の時から側にもう1人、あの女の子がいたのかもしれません。

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