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長編

謎の侵入者

匿名 2023年1月9日
怖い 51
怖くない 54
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いなく、あの世へのカウントダウンとも感じとれるようだった。 (た、頼む!このまま過ぎ去ってくれ!) 俺の心音は今までにない程鳴っていた。 そして冷や汗も止まらなかった。 奴が急に扉の方へと向きを変えたのだ! (やった!た、助かった!) 俺は安堵した。 だが、 ガツッ! (あ。) 思わず俺は縮こめていた足を伸ばす際になんとベットの支え?足の部分?を蹴ってしまったのだ! かなり静かだったため音がかなり響いていたんだ! (あ!コレ絶対ヤバいやつ!) 運は俺に味方をしなかったようだ。 さすがの奴も音を聞き逃さなかったのか俺の方へ歩み寄るではないか! (うお!やっべ!) 今度こそ死を悟った! コツコツ・・・コツコツ・・・ またあの靴音が近づいてくる! あぁ、今度こそ終わった。 ごめん父さん、母さん! そしてこんな俺の事好きって言ってくれた彰人! あの世でまたみんなで会おう! その時だ! 「やっぱりココにはいないか・・・」 あの不審者がそう呟いたのだ。 (この声何処かで聞いた事のある声だな) そうこうしているなか、奴はコツコツと靴音をたてながら去って行った。 俺はそれでもまだ隠れていたかった。 そして数分後、流石にもう大丈夫だろうと 思った俺はベットの下から這い出る。 何気に外を見る。もう外は夕陽に染まっていた。 今までの事が悪夢のようだと思える程の 若しくはそれより上といっても過言では ないだろうか。本当に綺麗だった。 (もう奴は逮捕されたのだろう!) 不安も恐怖も段々薄れてきた俺は彰人や俺を宥めてくれたクラスメートの事が気になった。 (そういやアイツら、無事なんだろうか?アイツに殺されてないのだろうか?) 俺はこうしちゃいられないという衝動に駆られ、保健室から飛び出した。 すると、 「見ぃ〜つけた〜」 今までの晴れやかな気持ちが一気に消え失せた。 そう何故なら、あの不審者が保健室の扉に 仁王立ちをしながら俺の出発を待っていた のだ! 俺「な、何で?」 俺は奴に聞く。 「・・・」 奴は黙ったままだ。 俺「お前は一体どれだけの人を殺したんだ!言えよ!この殺人鬼が!」 俺は殺されるのを覚悟し、奴に怒鳴る! すると、 カポッ 俺「!」 なんと奴はあの忌々しいマスクを取り始めたのだ。 俺「一体何のつもりだ?」 俺の問い掛けに奴は、 「一

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  • なかなかおもしろいつくり話でした
    あー
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