
長編
謎の侵入者
匿名 2日前
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そう怒鳴ると奴は、急に立ち止まった!
瑠美「ゆう・・・くん嘘だよね?だってあの優しい悠くんがそんな私を傷つける事絶対言わないもん。お前誰だよ?」
瑠美の様子が一気に変わった!
奴からは殺気が溢れている。
(ヒィ!)
俺は内心ビビってしまったのだが、奴に負けじと必死に睨む!
瑠美「お前私の悠くんの偽物だろ?なあ」
警官「貴様!無駄な抵抗をするな!」
警官達が瑠美を再び連行していく!
瑠美「お前、ぜってぇ忘れねぇからな!
覚えとけよ!」
奴は捨て台詞を吐き連行されていくのであった!
俺「こ、怖かった!」
俺は恐怖から解放された俺は安心のあまり再びその場に座り込んでしまった。
彰人「悠。お前凄えよ!」
彰人がそう言って俺を抱きしめる。
彼は急所こそ外していたものの、見た感じ命に別状がない程の怪我だった。
そして俺は彰人の言葉で、
俺「う、うぅ、うぇ、うええええん!!」
来年から高校3年生だってのに声をあげて泣いちまった。
彰人「よしよし。もう大丈夫だ。怖くないぞ。」
俺は彰人の胸の中でひたすら泣いていた。
そしてそんな惨劇から1ヶ月たった頃。
春休みで休校となっていた高校の始業式が
始まる。
ここで教頭からこの事件で先生1人と校長
、そして一年生5人、二年生4人の計11名が亡くなった事と、10名の重軽傷者を出していた事がわかった。
亡くなった11名の尊い命に黙祷を捧げた
さらに数年後には俺と彰人は2人でルームシェアを始めた!
彰人「あの時は本当に大変だったよな。」
俺「マジであの時彰人が死んでしまったかと思って悲しくて、悲しくて仕方なかったぜ。」
彰人「そんなに俺の事想ってくれてたのか?」
俺「ああ、彰人がいない世界なんて考えたくなかったからな!」
彰人「悠」
俺「彰人」
俺たちは互いを見つめ合い、そして熱い
キスを交わした。
こんな幸せの日々が永遠にくるのだろう。
この時の俺はそう想っていた。
だが更なる悲劇が起きようと誰も彼も
そして俺も思ってはいなかった。
瑠美「ヒヒッ!悠くん待っててね。あと少しでここから・・・キャハハハハ!!!」
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- なかなかおもしろいつくり話でしたあー