
長編
謎の侵入者
匿名 3日前
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座り込みながら不気味な笑みを浮かべている。
すると、
瑠美「じゃあこうしましょ?」
瑠美さんが俺にこんな提案をもちかけてきた!
瑠美「今から私と一緒に死にましょ?」
俺「え?」
俺はその言葉に驚きを隠せなかった!
何故なら彼女は俺と共に心中をしようと提案をしてきた為である!
俺「な、何言ってるの瑠美さん?」
震え交じりの声で俺は瑠美さんに聞く。
瑠美さん「だってぇ、こんなつまらない日々をおくるより、あの世で2人で仲つむまじく永遠におくりたいもの。ね?だから死のう?」
俺はここで死を悟ってしまった。
(俺はここで死んでしまうのか?どうすれば奴を取り押さえれる方法は無いのか!?)
そうこうしているうちに彼女は俺に刃を振り下ろす!
瑠美「貴方が先に死んで!私もすぐ逝くわ!!!!!」
(ダメだ!ごめんみんな!またあの世で会おう!)
そう諦めていた時だ。
彰人「皆さんこっち、こっちです!」
どこからともなく彰人の声が聞こえてきたのだ!
ドタドタと足音を響かせながらやって来たのは警官数名が駆けつけた!
俺「え?あ、彰人?」
なんとそこにはあの死んでしまったのではないかと勝手に思い込んでいた彰人までがいたのだ。
彰人「こ、こいつです!この黒いトレンチコートの女です!」
彰人の指示通り警官達は瑠美さんを取り押さえる。
瑠美「は、離せテメェら!!!私に触れていいのは悠くんただ一人だけなんだよ!」
警官「コラ!大人しくしろ!」
彼女は先程の穏やかな口調ではなくなり、
取り押さえている警官に対し敵意を向けている。
そして呆気なく手錠をかけられ彼女は連行されていったのだ。
その際にも、
瑠美「悠くん!ねえ助けてよ!こんなのおかしいよね!?夢よね!?」
と俺に同情を求めてきた。
自分の事を棚に上げてそんな図々しい事を言えるな!と思い奴にこう言った。
そして俺は震える体を奮い立たせるためその場に立ち上がる!
俺「何が悠くん助けてよだ!笑わせんな
このボケが!」
瑠美「っ!」
俺「テメェ散々人を殺しておいてよくそんな無神経な戯言をぬかせるなコラァ」
もう俺はとことんキレまくった。
クラスメートや先輩が沢山に犠牲に、
そして何よりも俺の大切な親友彰人をあんな酷い目に遭わせやがって・・・
俺「お前は一回、少年院にでも刑務所にでも行って頭冷やしてこい!この人殺し女がよ!!!」
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- なかなかおもしろいつくり話でしたあー