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長編

謎の侵入者

匿名 3日前
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友達が俺と不審者の間に立ち塞がったのだ! 俺「お前・・・」 友「俺の事はいいから早く逃げろ!」 なんと友達は俺を逃がそうと自らが囮に なったのだ! 俺「でもお前1人じゃ食い止めきれないって。」 友「んな事気にすんなよ。俺お前に色々と助けて貰ったしな!まぁ、その借りだと思ってくれ!」 俺「そんな事できないよ!お前まで死んじまったら俺はどうすりゃいいんだよ!」 友「何寝ぼけた事言ってやがんだこの ボケが!!!!!」 友達は物凄い剣幕で俺を怒鳴った! 俺「、っ!」 友「あのな。俺はお前が死んじまうのが 本当に辛ぇんだわ。だから俺がコイツの事食い止めておくから早く行け!」 俺「彰人・・・」 友「後お前も逃げろ!」 「あぁ、分かった。コイツを安全な場所に送ってくる!すぐ戻って応援と警察呼ぶわ!ほら行くぞ!」 俺達の他にいた生徒に引き起こされそのまま運ばれていく。 俺「おい離せ!」 友「じゃあな悠!また生きて会おうぜ!」 俺「彰人!彰人!!!」 俺の目から大粒の涙が溢れ出ていた。 数分後俺達は保健室へ辿り着いた。 俺「うぐっ、あ、彰人ぉ・・・グスッ」 「いつまで泣いてんだ。」 俺「だってよぉ。彰人が死んだら俺、俺 ・・・」 「あいつはな、合気道を習ってたんだ。」 俺「へ?」 「まぁ腕っ節はかなりあるようだな。」 俺「何で俺に秘密にしてた?」 「ああ、あいつは本当にお前の事を尊敬 していたんだ。」 俺「俺の事?」 「そうだ。いつも平凡でつまらない人生でどうにかなりそうだったんだとよ。」 「お前とつるむようになってからは毎日が楽しいってクラスじゅうに言い回してた程だった。」 俺「そう、だったんだ。じゃあ何で俺にはそう言ってくれなかったんだ?」 「それを言っちまうとあいつ恥ずかしさのあまり、頬を赤らめてしまうんだ。」 俺「つまりそれって俺のこと・・・好きって事、だったのか?」 「あぁ、友達としてではなく、一人の、 そう、大切な人だった訳さ。」 俺「だから俺に死なれたら困るって言ってたのか?」 「そういう事。」 俺は友達として見ていたのだが、アイツは、彰人は、俺の事が恋人みたく想っていたのだろう。 俺「っ、う、うぅ。」 俺は不快感などは感じなかった。そこには 大切な人を亡くしたくないそんな感情で一杯だった。 俺は友達を、彰人を、見殺しにしてしまったの

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  • なかなかおもしろいつくり話でした
    あー
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