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中編

ささやき

なつ 3日前
怖い 717
怖くない 651
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正直、自分でも不思議で気持ちが悪い体験だったと思うだけで怖いかと聞かれると微妙なお話かも・・・。 説明も下手です。 上記を承知してお読みください。 中学生のころの話です。 兄弟が多かった私は子供部屋を弟と二人で使っていました。 ある日、遊園地を弟と回っていた私は「お化け屋敷に行こう」と弟を誘いました。 しかし、幽霊やゾンビなどのホラーが嫌いな弟は拒否。 (まあ、そうだよな)とあまり期待していなかった私は 「じゃあ、軽いやつに行ってくるから外で待ってて。」 と、言って音だけのホラーハウスへ入りました。 しかし、意地を張った弟は結局一緒にホラーハウスに入りました。 その後不機嫌丸出しの弟に付き合って弟の好きなアトラクションを回ってその日は帰りました。 不思議な体験はその日の夜にありました。 夜中に私は金縛りにあいました。 体も動かず、声も出せない。 目は開きそうでしたが、なんとなく怖くてあけませんでした。 なんとか動かそうと四苦八苦していると誰かの気配をベッドの横から感じました。 気配はゆっくりと私に近づき、顔を覗き込むような感じでした。 そして、耳元に息遣いを感じました。 当時は怖くてよくわからなかったのですが、息が一定のリズムではなかったのでおそらく何かを言っていたんだと思います。 1分だったか5分だったか、もしかしたらもっと短かったかもしれないが気配は時間がたったら何事もなかったように消えた。 気がついたら朝になっていた。 朝になって私は昨日入ったホラーハウスを思い出しました。 ホラーハウスの中で耳元で息遣いを感じるシーンがあったのです。 私はそれで弟がホラーハウスに入らされた(正確には自分で入ったのですが)仕返しにやったんだ!と思いました。 さっそく弟に確認してみました。 「夜中、私の耳元に息かけたでしょ?めっちゃ怖かったよ!」 「何言ってんの?おれ、すぐに寝ちゃって一回も起きてないよ?」 きょとりと不思議そうに首をかしげる弟に私は背筋がぞくりとしました。 弟は嘘をつくのが下手なので嘘をついていないとすぐにわかりました。 確かに、弟が犯人なら金縛りの説明がつかないし、足音も聞こえなかった。 母にそのことを話すとその日のうちに子供部屋に盛塩をしました。 それ以降金縛りには何度かあいましたが、あの気配は感じなくなりました。 あれは結局な

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