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ひとりでにかかる電話
短編

ひとりでにかかる電話

匿名 2015年8月31日
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ふと思い出したので投稿させていただきます。 これは私が幼稚園に通っていたくらいの話です。 当時、私はなかなか寝つけない子でした。布団に入っても遊び始めますし、両親が寝ているかチェックしに来るくらいでした。 その寝室には、家の固定電話の子機が置いてありました。 子どもくらいの高さのタンスにぽつんと。 ある日の夜、いつもの通りに寝つけず弟と喋っていたのですが、視界の隅に光るものが見えたのでそちらを向くと、その子機の画面が光っていました。 それから毎晩か、2日おきくらいに光り始めたのです。 私たちは何もさわっていません。まだ電話の使い方を教えてもらっておらず、怖がりなのでさわることはないのです。 子機の画面が光り始めて何日がたったのでしょうか。 今度は点滅し始めました。 だんだん気味が悪くなってきて、私は電話を取り上げて戻す、という行為を行うようになりました。 そしてついに。 その日の夜は寝室に私1人で、弟は病気か何かで別の部屋で寝ていたと思います。 チカッチカッ .....プ、プ、プ、プ 誰も何もさわっていません。電話がひとりでに番号を打ち始めたのです。 (えっ!?なんで??!!!) プルルルル、プルルルル ついにはどこかにかかってしまいました。 誰か知らない人のところにかかる前に止めようと思った瞬間でした。 ガチャ その後のことは覚えていません。 あれから10年以上たって、固定電話は買い換えてしまいました。 あれは一体どこにかかっていたのでしょう。 もし受話器を取り上げていたら。 私はどうなっていたのでしょうか。 そして... どうして誰も触れてない電話が操作されたのでしょう。

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