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短編

職場で

匿名 2日前
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彼氏のアパートで。の続編。 再び霊感体質になってしまった私は、当時、働いていた職場でもよく感じていた。朝から深夜まで拘束される日が週2回、休みも少なく、管理職だった私は会社で仮眠を取ることも多かった。ある日、休憩室で仮眠をしていた私は金縛りにあった。耳鳴りの鳴り方で良いモノではない事は直ぐわかった。身体は動かないが、目は開けられるのでゆっくり開いてみると、当時の上司が私を覆い被さっていた…正確には上司の姿になりすました霊。ニヤニヤと笑みを浮かべながら苦しんでる私を見下ろしていた。 お経を唱え、金縛りがとけるのを待った。 金縛りがとけ、急いで休憩室から出た。その後、事務所で作業をしていたが、その間もずっと視線を感じていた。それは、1人ではなく複数の人の気配。 どれだけ集まっているのか分からない。霊感体質ではなかった同僚でさえ、突然、何かが落ちる物音や視線を感じる程だった。深夜、営業時間が終わり、スタッフと掃除をしていた時のこと。大きい店舗内を分担して掃除していた。そして、1人のスタッフと合流した時、「アレ?ココと反対側で掃除してましたよね、さっき」と言われて、何を言ってるのかと思いながら、自分が掃除してきた場所を伝えると「いや、本当にさっき見かけたんです、向こう側で掃除されているのを。だから、移動してきたんです」と言われた時、休憩室での金縛りを思い出した。私になりすました霊が他のスタッフにも影響を与え始めている…と。そのスタッフも多少霊感があるようで、ドッペルゲンガーと呟き、その場を足早に去って行った。そして、後日、退職した。 私も体調を崩し、母も同時期に入院した事もあり、退職した。退職する時に、残されたスタッフが気に掛かりお祓いをするように経営者に伝えた。常務の1人も何かを感じていたようで、お祓いは直ぐに行われたらしい…その時、霊媒師に言われたのが、無数の生き霊が集まっている。と。だから、簡単には祓えない。影響は今後もあると。それから何年も経たないうちに閉店、会社自体も倒産した。

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