お題 短編
部活の帰り道

夏の暑い日の夜だった。俺は当時サッカー部に所属していて、毎日練習でヘトヘトになりながら帰宅していた。その日も夜8時ぐらいまで練習し、帰る頃には真っ暗だった。練習で疲れ一刻も早く家に帰るため、自転車を飛ばした。帰り道、右側が海、左側が墓地がある所がある。ビビりな俺はいつも海側を通るようにしていた。その日も例外ではなく、疲れたなー早く帰りたいなー、なんて思っていたら、海側から「オギャー」っと赤ちゃんの泣き声が聞こえたような気がした。が、その時はさほど気にもしていなかった。それから数日が経ち、久しぶりの休みの日の夜、先輩の車でドライブに連れて行ってもらった。日付が変わるころ、もう帰るかーってなり、帰り道、墓地と海のある所を通る。俺は「そういえばこの前・・・」と言おうとしたら、先輩が「この海の所、10年ぐらい前に赤ちゃんの○体が打ち上げられたらしいよ」と一言。翌日からは遠回りして帰ってました。
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