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長編

お化け屋敷

匿名 3日前
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これは私が20歳の時に実際に体験した話。 その日は、高校生の頃から付き合いのある友人達と宅飲みをすることになっていた。 その場所を提供してくれた友人(以降Aとする)は実家暮らしで、親は仕事の都合で次の日まで帰ってこないとのこと。 しかしこのA宅、本人曰く怪奇現象が度々起こるらしい。 磨りガラスに映る顔、0時ちょうどに鳴り響く電池の入ってない時計、誰もいない廊下を走り抜けて行く者、襖から覗く誰か。 寝ている時にしがみつかれたこともあると聞いた。 Aは幼い頃からこういった怪奇現象に見舞われており、どうやら霊を呼んでしまう体質らしい。 だが特に変わった様子もない普通の2階建の家。 その時はまだ、私が恐怖心を抱くことはなかった。 徐々に友人達が集まりだし、宅飲みは始まった。 1人遅れるとのことで先に始めることにしたのだが、1時間ほど経った頃、遅れてやってきた友人が不思議そうな顔を浮かべ部屋の前に立っている。 そして、唐突に「今日はこの人数だけ?」と聞いてきた。 その友人の話によると、一階に誰かいた、とのこと。 Aの家は階段を上がると目の前に洗面所がある。 つまり階段下が鏡に映るのだが、その鏡に顔を半分だけ覗かせた誰かが自分を見ていたとのこと。 どうやらAも同じ体験をしていたらしい。 最もAの場合は、目が合うとその何者かがニターッと笑うらしいが。 少し気持ちの悪い物を感じたが、気のせいということにして、無理矢理に飲み会を楽しんだ。 しかしそれをキッカケに友人の1人が怖い話をしだした。 最初の心霊体験はその友人の話から始まったようにも思える。 何でも、家の外に現れる幽霊のため、窓や扉を開けなければ問題ないとのこと。 そして伝染する話らしい。 その話の詳しい内容は後日短編で記載しようと思うが、その話を聞いた夜中、友人の1人がトイレで遭遇したらしい。 そして窓際に寝ていた他の友人は窓の方に何者かの息遣いを感じたとのこと。 酔っ払っていただけだろう、とその時は思ったのだが、実家に戻った私もその何者かに遭遇した。 しかし私の場合、聞いた話と違う点があった。 その日、私しかいないはずの家で2階の床を叩く音が聞こえてきた。 そう、外に現れるはずの何者かは室内に現れたのだ。 どうすることも出来ず、その日は一階で震えながら夜を過ごしたことを覚えている。 しかし怪奇現象はそれだけでは収まらなかった。 仕事を終え夜中

後日談:

  • 最後まで読んでくれた方は、何故その家自体をお祓いしないのか、とお思いでしょう。 実は、以前お祓いしてもらってるようなのです。 ですが、お祓いしてくれた霊媒師の方がそのすぐ後に病気になりそのまま亡くなったらしく、それ以来頼みたくても頼めないとのことでした。

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