
短編
男の子
匿名 2日前
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あれは俺がまだ19の頃の話
あれは俺がまだ引っ越して間もない時の話です。
マンション近くには2個程公園があり、俺の部屋から見える公園は少しでかい公園でした。
その時はベランダでタバコを吸いながら携帯を触っていた。
ふと、公園の方を見ると誰か歩いてる。
俺は「あの男の子こんな遅くになにしてんのかな?」
ぐらいに思っていたんですけど、違ったんですよね笑
男の子は俺に気づいて大きく手を振ってきた。
俺も何気に手を振り返すと男の子は両手で手を振ってきた。
なんだ可愛い子だなって思い俺はまた携帯を触った。
タバコも尽き、部屋に入ろうとした時、もう1回公園の方に目をやるとさっき俺に手振ってきた子の姿は無く、どっか行ったんだなって思って下を向いたら、
そこには薄汚れで汚い感じのさっきの男の子が立っていた。
さっき手を振ってくれた時の万遍の笑みとは裏腹に少しこちらを睨んでいる顔だった。
俺は「家が選んでええのー?」と声を掛けた瞬間男の子が走りおれのマンションの中に入って行った。
俺「俺と同じマンションか。でも、あんな子いたっけ?」
って思い考えてると凄い勢いでドアの叩く音が聞こえた。
俺は気味が悪いので男の子がドアを叩いた時ドア越しに男の子の姿を見ていた。
その場から立ち去った男の子にホットした瞬間部屋に戻ろうとした。
後ろに振り向くとその男の子が立ってこう言った。
「みーっけ」その時の顔がとんなかって?
とてもおぞましい物でしたね。
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