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ニンニクたっぷり喰って歌う音痴マザコン親子
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17時間前
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大学生の頃、同じ学部で知り合った男子でちょっといいなって思った子がいた。

話が合うし優しそうだし、気持ちとしては「好き」に近い感情だった。

ただ男子はちょっと奥手なのか、鈍感なのか、あるいは私に興味ないのか・・。

このままでは何もないまま終わってしまうと思った私は、思い切って彼をデートに誘ってみた。

すると彼は

「あ、いいよ。でもママに聞いて見るよ。」

このとき「?」と思った私だったが、しつけの厳しい家庭なのか、あるいは要介護の母なのか家庭の事情は分からないので、

「分かった、良かったらラインしてね!」

と言って私の連絡先を教えた。

このときも

「QRコードって何だっけ?」

とか聞かれて内心

「はぁ?」

って思ったが。そしてその夜、

「ママがいいよって言ったから、行ってもいいよ。」

と来たときは、やっぱりやめようかなって思った。

翌日、待ち合わせ場所で待っていると時間になっても来なかった。

「やっぱりダメだな」

って思っていると、目の前の駐車場に車が止まった。

私は一瞬「車持ってんだ!悪くはないかも」って思っていると、助手席からは彼、運転席からは母親であろう年輩の女性が出てきた。

「おいおい、デートに親が送迎して、しかも遅刻かよ!」

と思った。

彼は母親とともにこちらに歩いてきた。

彼は黙ったままで

「今日は、息子の〇〇ちゃんをデートに誘ってくれてありがとうございます。私は母の〇子です。今日一日よろしくお願いします。」

呆気にとられる私。

すると母は

「ほら〇〇ちゃんも、きちんと挨拶しなさい!」

「よ、よろしくお願いします・・」

こいつは幼稚園児か?

私は呆れながらも、今更無理ですとは言えないので。

「分かりました。じゃあ、行こうか。」

と彼(以下、マザ男)に言うと、母は

「やだぁー、私も行くのよ!」

「え?」

「だって、マザ男ちゃんの初めてのデートなんですもの!一緒にいないと心配で。」

この時点で「じゃあ、ママとデートすれば?」って言ってやろうと思ったが、それも堪えた。

このとき、私の心境は噴火活動を始めた火山だった。

そのあと、はじめの予定だった映画館へ。

チケット売り場に並ぶと、何も言ってないのに母は

「あなたは自分で払いなさいよ。私はマザ男ちゃんと2人分払うから。」

別に奢ってもらえるとは思ってないけどさ、何その言い方!

その映画館は入場チケットは共通で、中で見たい映画の列に並ぶようになっていた。

さっきから、映画館で並ぶまでマザ男と母とくっついたままで私は1人で歩いていた。

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後日談:

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はじめまして、よろしくお願いします。

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