
マンションの俺の部屋に来ると、友達は
「綺麗な部屋だね!」
と嬉しそうだった。
テレビをつけてしばらくゆっくりしたあと、もう寝ることにした。
だが、今気づいたがベッドや布団一式などは一つしかなかった。男友達とかなら、床にタオルケットをかけてゴロ寝しろとか言えるけど、友達とはいえ女性だしなぁ・・って思っていると、友達は
「ベッドに私もお邪魔していいかな?」
と聞いた。
俺は
「うん、いいよ!」
と言った。
着替えとかはないので友達は普通の服のままで、俺もそのまま寝ることにした。
そして、電気を消して同じベッドの中で寝る俺たち。
すると、なかなか寝付けない俺たち。服を着ているとなんか違和感あるかなって思っていた。
そしてそのあとも何十分か経ったようだがそれでも二人とも寝付けない。
友達が寝返りを打ち俺の方に体を向けると、何やら柔らかいものが俺の体に触れた。
友達は
「なんか寝付けない。」
「俺もだよ。」
「寝れるようになるにはどうしたらいいかな。」
そういって友達は俺の腕に手を絡めせた。
「もしかして、それ?」
「うん・・」
友達は嬉しそうに言った。
そのとき、俺の中で何かが弾けた。
そして友達を抱き寄せキスをした。
友達との4年の付き合いの中でキスするのは初めてだった。
俺は我にかえったが、友達はずっとキスを続けていた。
そのあと友達は
「ずっと好きだった。でも、言い出せなくて。」
「俺もだよ!俺も君のことが好きでたまらないんだ!」
「嬉しい!」
俺は自分の気持ちを押し殺していたようだ。
本当は友達が好きでたまらないのに。
2年前、俺は友達に「いい人見つかるよ」と励ましていたが、そのいい人が俺自身になるとは夢にも思わなかった。
・・
(完)
後日談:
後日談はまだありません。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(0件)
コメントはまだありません。

