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中編

お墓の化け物(子供用)

匿名 3日前
怖い 755
怖くない 539
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(子供用の怪談なので怖くないです) これは昔のお話。 そのまちには大きなお墓があったそうだ。そしてそのお墓に、夜になると化け物が出るというウワサがあり、だれも近づこうとはしなかった。 「化け物なんているものか!ほんとうに出るのか、オレがたしかめてやろう」 まちでも怖いもの知らずな八兵衛は、みんなが止めるのを聞かずに、夜になるとそのお墓に行ってしまった。 お墓はまっ暗で、ちょうちんの光がてらすところしか見えない。しかしうわさに聞くような化け物は出てこず、八兵衛はまったく怖くなかった。 「ふん、やっぱりだだのウワサだったな。みんな怖がりだから、夜のお墓が怖いだけだったんだろう。」 みんなが来れない夜のお墓にきた八兵衛は、まちに帰ったらみんなに自慢してやろうと思っていた。 そろそろ帰ろうかと思って八兵衛が引き返そうとすると、なにやら後ろでガサガサ音がしはじめた。 「なんだ、犬でもいるのか」 八兵衛がちょうちんをむけると、そこには… 顔には黒い目玉が3つあり、口は耳まで裂けてするどい牙が出ている。背はいままで見たどんな男よりも大きく、全身に毛が生えた化け物がいた。 「で、でたぁ~化け物だぁ~!!」 八兵衛は急いで逃げ出し、近くにあったお寺へと逃げ込んだ! その寺には、ちょうどお坊さんがいた。 「た、助けてくれ~!化け物がでた~!」 あわてて走ってくる八兵衛をみて、これはただ事ではないと感じたお坊さんは 「これは大変だ!急いでこの箱の中へ隠れていなさい!」 と言って、お寺にあった人が入れる大きさの箱に八兵衛を隠し、目をつぶってお経を唱え始めた。 しばらくするとお寺の扉がガタガタ音をたたて、化け物がやってきた。 お坊さんはひたすらお経を唱えて、怖くて目も開けられずにいた。 「クンクン、クンクン」 どうやら臭いをかいで、お寺の中を探してるようだ。すると今度は 「ガタガタ、バキバキッ…」 と、何かが壊れる音がしはじめた。 そしてまたしばらくすると 「クチャクチャ…ポリポリ…」 何かを食べているような音が聞こえてきた。 お坊さんは怖くて逃げだしたい気持ちを我慢しながら、ひたすらお経を唱えていた。 「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…」 どのくらいたっただろうか…。いつの間にか化け物の気配は消えていた。 「八兵衛、大丈夫か?!化け物はいなくなったぞ!」 お坊さんは急いで八兵衛を隠した箱に近づき、中を開けてみた。

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  • 怖ない。
    りん
  • 子供向けかなあー?
    りafter
  • むかーしむかしの恐怖のお話でございます。(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ★
    ぼんばー50
  • いつのまに食べたんでしょう?
    ブルー
  • 日本昔ばなし
    g
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