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短編

さむいよ

匿名 3日前
怖い 557
怖くない 497
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これは、私が小学生のある夏の日、 姉が高い熱を、出した時の話です。 この日は朝から何故か、胸騒ぎがしていました。 昨日から姉は、熱が下がらず 風邪だったのですが 私は何か違和感をい抱いていました。 そして夜、私は母に言われ 一人、部屋で寝ることになりました。 怖かった私は、姉のベッドで寝ました。 ベッドと言っても、家は二段ベッドで、 姉は上のベッド、私は下でした。 でも、その日は何故か下で寝るのが怖く上のベッドでねました。 ちょうど夜中の二時半をすぎた頃でした。 何か生ぬるい風が、顔の上を通り過ぎ、 私は目を覚ましました。 ふと部屋の一角が、気になりました。 それはピアノの椅子と、壁のほんの僅かな隙間でした。 でも何もなく寝ようと、横になり布団を、 体にかけようとした時、 寒いよ そう聞こえました。 思わず体を起こし声のした方を見下ろすと、さっき見たピアノの椅子と壁の僅かな隙間に、空色のパジャマを着た、姉くらいの女の子が、体育座りをしてうずくまっていました。 そして、震えるように体を揺らし 寒いよー 寒いよー と言っているのです。 真夏の夜寒いわけがない。 しばらく見ていると 女の子の体は光りながら透け始めたんです。 怖くなり私は、布団にもぐりました。 気がつくとそのまま寝てしまったのか、 朝になっていました。 ベットから降りて、昨日あの女の子がいたところを見に行くと、 床に水たまりが出来ていました。 驚いて茶の間に行くと姉が起きていて 熱がすっかり下がったようでした。 姉に昨日のことを話しましたが、 信じてもらえませんでした。 そしてちょうど隣に住んでる祖母が、 姉のお見舞いに来たので、 祖母にも話をしました。 すると、この家は、家の近所にあるお寺の、39代目の和尚さんを守っていて、 そのお寺と、ここは、通り道になっているんだよと、教えてくれました。 私が見たのはきっと、 亡くなった人だったんだと思いました。 それからは、部屋で、見えた時 手を合わせるようにしています。

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  • 何も出来ないのに、手を合わせたり念仏を唱えると、助けてくれるのかと間違えて憑いてしまうので、気をつけた方がいいですよ?
    あや
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