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短編

辞世の句

しずく 2016年7月25日
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倭漢スバ 悪巣トシ 風源クチテ 短鬼シキトス 流見スバ 五霊トシ 火呪クチテ 長龍シキトス 父ハ胃ノ中 母ハ井ノ中 兄ハ地ノ中 姉ハ血ノ中 上記の文は、大正時代に家族を皆殺しにした末男が 死に際に自らとその家族の血で綴ったと言われる、辞世の句である。 彼は、家族を恨んで皆殺しにしたのではなく 彼の家が部落内でもよそ者として扱われており ある事件をきっかけに家族が想像を絶するような虐待にあった。 彼はその事件のきっかけとなったため、家族に対する愛と虐待をした部落に対する深い憎悪のため、殺すことで家族を楽にし、自身が死ぬ間際にこの辞世の句を血で綴ったのだ。 ここまで書けばお分かりだろう。 この辞世の句にはある種の「呪い」がかけられているのだ。 この句を読むと、数日以内に彼がやってくる。 彼はあなたに質問する。 間違った答えだと、あなたはは死んでしまう。 彼の問いは「僕はどこ?」 答えは、日本人であれば句をじっくり読めばすぐ分かるだろう。 分からない人間、それが彼にとってのターゲットだったのだから。

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