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短編
ズル休み
短編

ズル休み

2022年4月25日
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その日、俺は初めてズル休みをした。

当時、俺は高校3年生だった。

朝、いつものように起きて朝食を食べると、母は慌ただしく仕事に出かける。父や妹も俺より出るのが早い。

高校の授業は1時間目が自由選択科目なので、必修の授業は2時間目から始まる。そのため、朝はのんびりできるのだった。

その日も普通に学校に行くつもりだった。

因みに俺はズル休みどころか遅刻したことすら一度もなかった。

そして、自分の部屋に入り制服に着替えようとしていた。

そのときである。

急に学校をサボりたくなった。

理由はない。

ただ行きたくないだけだった。

学校をサボれば、親や教師に迷惑をかけることは分かっていたし、罪悪感もあった。

でも、行きたくなかった。

俺は、そのままベッドに横になって二度寝を始めた。

少し経ってから目が覚めた。

何か夢を見た気がするが覚えていない。

時間は高校の3時間目が始まるくらいの時間だった。

ああ、サボってしまった。

これが「不登校」の始まりってやつかなって思ったりした。

しばらくすると、俺の携帯が、親や学校、友達などいろんなところからひっきりなしにかかってきた。

俺は「学校をサボったからかけてくるのかな」って思った。当然、後ろめたさから出なかった。

だが、いつまでもこうしているわけにはいかないと思った直後、母親の何回目かの着信があった。

出てみると、母親の泣きそうな声で、

「○○!大丈夫だった??」

との声が。

俺は、不登校がこんなにも親を心配させるのかと思い、学校に行くことを決めた!

だが、次の母親からの言葉で真実を知った。

俺が乗るはずだった電車が大事故を起こし、もしいつもの電車のいつも乗る車両に乗っていたら、命を落としていたと言うのである。

そういえば、さっきの夢は電車の夢だった。

朝の駅で通勤電車に乗ろうとするが、すごい混雑で乗れなかった。残念そうに電車を見上げると、なぜか電車の中が空っぽで誰もいなかった。

さっきまで乗り込む客が我先にと車内に押し合って入って行ったにも関わらずである。

ホームには相変わらず大勢の通勤客がいて、そのあと空っぽの電車が発車し、通勤客はなぜか走り去る電車を黙って見つめていた。

というところで目が覚めたのだった。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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