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長編

怨み

しゅん 3日前
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、タバコを吸って弱い先生には殴りかかるとやりたい放題でした。 磐田の下には弟がいて、弟のほうは元彼女(幹事)の妹と同級生でした。 弟の方は兄と正反対で遅刻する事もなく、塾へ通い成績もよくてとても真面目で、学校では「あの兄と兄弟」と思われる事を恥ずかしがっていたそうです。 友達は「驚くよなぁ、誰か分からないくらいの変わりようだろ」と言い、中学卒業後引っ越して地元に無知な私に色々教えてくれました。 中学卒業後、高校へ進学しその後Fランク大学に金で入学して、卒業後父の会社で働き、結婚を機に社長を継いだ事。 子供が3人生まれた事。 そして数年後何か訳があって、嫁と子供は実家へ帰った後に離婚。 今は駅前のビルの名前が『○△生命ビル』という名前に変わっている事。 不動屋も土建屋もない事、等々・・・ 私はなるほどと思いました。 夕方5時から始まった同窓会は7時になり、そろそろ一旦終わろうかと言っていた頃、2階の座敷に誰かが上がって来ました。 最初は全然知らない他人が間違えて2階の座敷へ上がって来たのかと思いました。 何故なら格好が交通警備員の制服を着た小太りのオジサンだったからです。 油汚れただらけのメガネをかけて、髪の毛はボサボサで着ている制服に○○警備と書いてあり、汚いリュックサックにヘルメットと、赤く光る警棒が2本差してあり、首から汚れたタオルをかけています。 明らかに交通整理の仕事帰りです。 近くの同窓生が「あのー・・・」と声をかけると「○○中学の同窓会はここで良いんだろうか?」と言いました。 皆ビックリです。 幹事の元彼女が「そうですよ」と答えるとそいつは「ヨッシャー間にあったー!」と喜んで近くの机にドカッと座りました。 「俺だよ、山下(仮名)だよ、どうせお前ら憶えてないよなぁ」と言いました。 わたしはさっきの磐田の時と同じくビックリしました。 私と山下とは中学3年生の時に同じクラスでした。 眼鏡をかけてヒョロヒョロでいつも自信無さそうにしていました。 アニメが好きだったみたいでいわゆるオタクでした。 勉強はそこそこでしたが、ある事がきっかけで夏前には不登校になってしまいました。 皆が引き気味に、『え?マジで?あの黄色いタオルの山下?』みたいな反応をしていると「おい、俺さぁ、何注文してもタダで良いんだよな?」と元彼女の幹事に聞くと「う、うんそう、大丈夫、山下君はお金いらないよ」と応えていました。 す

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