本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 短編
廃屋の車
廃屋の車
新着 短編

廃屋の車

2時間前
怖い 0
怖くない 0
chat_bubble 0
5 views

雪が舞う冬の夜、Y夫婦は廃棄されたガソリンスタンドに立ち寄った。新しい車を探すために、思いつきでやってきたのだ。外観は荒れ果て、内部には古びた車両が数台、薄暗い明かりの中でほこりをかぶっていた。店員は見当たらず、静寂が辺りを包み込む。

「このスタンド、もう営業してないみたいだね」とYさんが言うと、妻は「でも、もしかしたら掘り出し物があるかも」と、楽しそうに答えた。二人は車の間を歩きながら、何気なく話し続ける。

その時、Yさんの目に留まった一台の車があった。古いセダンで、モデルは最近のものだが、異様な雰囲気を漂わせている。「これ、なんでこんなところにあるんだろう?」

妻が隣の車を指さし「こっちも見てみない?」と誘ったが、Yさんは何かに引き寄せられるようにそのセダンへ近づいて行く。車の窓越しに、運転席が目を引いた。

「なんだこれ……」

運転席には、白髪の男性の生首が逆さに浮かんでいた。Yさんは思わず後退りし、心臓が激しく鼓動する。恐る恐る妻に振り返ると、彼女もその異様な光景に気付き、顔が青ざめていく。「Y、どうしたの?」

「他の場所を見に行こう」とYさんは急いで言い、妻を引き連れてその場を離れた。彼女は不安そうに後を追い、何が起こったのか説明を求めたが、Yさんは言葉を失っていた。

帰り道、Yさんはその奇妙な出来事を思い返しながら運転を続けた。家に着くと、ようやく彼は妻に全てを打ち明けた。「あの車に、生首が……」と告げると、妻は驚くことなく言った。「あの車、値段が異常に安かったよね。あれ、何か理由があるに決まってる。」

Yさんはその言葉に、何か得体の知れない恐ろしさを感じた。次の日、彼は他の中古車店で新しい車を見つけたが、あの廃棄されたガソリンスタンドの光景は頭から離れなかった。安い理由が何であれ、あのセダンには二度と近づくまいと心に誓った。だが、時折夢の中で生首が逆さに浮いている光景が蘇り、目が覚めると冷や汗をかいているのだった。

1 / 1

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 4
怖い評価 0
閲覧数 127

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.72

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...