
皆さん、カメの寿命をご存知でしょうか?
ネットで調べると、約10〜15年と書いてあります。しかし、我が家のカメはわずか4ヶ月で亡くなってしまいました。今日はそのカメについてのお話をします。
僕には弟がいます。年が5つ離れた中学生の弟です。彼が公園で拾ってきたのは、ちっぽけな「ミドリガメ」でした。正確に言うと、彼は友達と遊ぶついでに、カメを見つけて泣き叫びながら父に頼んで連れて帰ったのです。子供の成長を見守る家庭では、こうした出来事はよくあることだと思います。
我が家にやってきたのは、一般的な小さなカメで、弟はそれに「カメ吉」と名付けました。最初は弟が夢中になって世話をしていましたが、次第に関心を失い、1ヶ月後には世話はすっかり僕の仕事に変わっていました。弟は、遊びに夢中になっては「もうカメは飼わない」と父に叱られていました。
ある日の午後、カメ吉が動かなくなっているのに気づきました。水槽の中でじっとしていて、呼吸も見えません。家族全員が水槽の前に集まりました。父が一番心配そうに見えたのを覚えています。声をかけても反応がないため、僕は手を伸ばしました。
触れた瞬間、カメ吉は突然、激しく体を震わせて水槽の中を暴れ回り、ついには水面に顔を突っ込んで絶命しました。カメ吉はもう動かなくなりました。
あまりの衝撃に呆然としている僕の横で、弟はスマホを取り出し、動かないカメ吉と自撮りを始めていました。何を考えているのか、理解できませんでした。
カメ吉を庭に埋めた後、責任を押し付けられた僕は水槽の掃除を命じられました。苛立ちながら掃除をしていると、餌に混じった小さな青色の粒を見つけました。それをよく見ると、それは小さく刻まれたブルーベリーだとわかりました。
カメ吉にはカメ用の餌しかあげていなかったので「変だな」と思いつつ、そのまま掃除を続けました。その日の夕方、弟のSNSには一枚の写真が投稿されました。カメ吉の横で悲しそうな顔をする弟。「大好きだったカメ吉が今日、天国に行きました。今までありがとう…カメ吉」
友達からの励ましのコメントといつもより多くの「いいね」が集まりました。
数ヶ月後、ふとしたテレビ番組で、カメにとって有毒な食べ物があることを知りました。何気なく「カメ ブルーベリー」で検索して、心臓が止まりそうになりました。「中毒 呼吸困難」
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