
中編
MAP機能
か 2020年5月7日
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Googl○の機能、マップ。僕はどこにもいかない時にも使っていた。
なぜか?それは旅行気分になれるから。だがとんでもない物も写っていることがある。
ある日、パソコンを起動しマップを起動。僕の家の前を見ると白いモヤ?霧みたいなのが張っていた。
別に怖いとは思わなかった。モヤだし。今度は他のところに行くか。そうだ、トンネル見てみよう!
俺も良く通るんだよね。暗いからめっちゃ怖い。またトンネルに白いモヤがある。
まあ、撮った日が霧が張っていただけ。そうだ!行きつけのコンビニはどうなっているかな?
まあ、どうもこうもないか。普通のコンビニ。あれ?モヤ?またか。こんなとこにできるのか?
そうだ!都市伝説のきさらぎ駅調べてみよ!池の中??つまらないな。あれ?他県なのにモヤ?
つきまとうモヤ。少し苛ついたが、耐えた。そして、僕は馬鹿なことを思い付く。これを投稿しよう(このサイト)。
その前にネタが少ない。これじゃあ、いつも通りつまらない。なのでネタを探すことにした。
犬鳴トンネルなど有名なとこにも行ったがモヤしか変わったものがなかった。
いつもなら、禍々しい感じが目で伝わって来るのに。モヤが邪魔で何も出来なかった。
「はぁ~ネタ切れ。まあいつもの自分の子供の頃のあまり怖くない話しかない...。まあ、あれが好きな人もいるのかな?」
見てくれている人もいるし...。と思って諦めかけた。その時。
ブーーーブーーーブーーー
何だよ!うるさいな。スマホか。
「はい!もしもし?」
「妻中だけど?」
「妻中か。なんだ?」
「あのさあ、今日お前んち行って良い?」
「別に良いよ。暇だし」
「そうか。すぐいく」
と言い残し電話はすぐに切れた。
数分後。
ピーポーンピーポーン
「はい!妻中?」
「ああそうだ。妻中だよ。中入れて」
「おう、お前何で泊まりに来た?」
「あのな俺、お前みたいに視えるんだ。」
「へーでそれでどうかした?」
「家に何かいてさ気持ち悪くて来た」
「はぁ~こう言うお前みたいなヤツ毎回くるんだよ。めんどくさい。」
「悪かったな。でも泊めてもらう。」
「いいよ別に」
「そう言えばお前マップに写ってたぞ。すごいな。最近はCGで霧(モザイクの事)ができるんて。」
「は?霧?嫌な予感。」
嫌な予感は必ず的中する僕は背筋が凍ると同じ気分だった。
「妻中見せてくれ。」
「ほら、ここ。」
「ホントだ!これは俺だ。」
「だろ。」
似ている?と言われたらほとんど違いはなかった。
「そう言えば寛太。お前霧かかってんな。」
「霧?嘘だ!鏡見てくる」
あれ?何にも無いぞ。
「妻中!つまらない嘘はやめろよ」
「ホントだよ。」
「まあ良いか。」
その日妻中は霧が気になるのか、ずっとチラチラ見てくる。
夜。アイツにひとつの部屋を貸した。
次の日。
「おはよー」
「もう起きてる。5時起きなんだ」
「はや!」
またご飯を食べながら、妻中はこっちを睨んでいる。ずっと凝視している。
なんだ。
「おい妻中睨むなよ。」
「...。」
「何か言えよ。」
「あ、あ、あのな。黙っていたかったんだが、霧が女になっている。」
その時。なにを思ったのか、ネタにできる。霧女。良いね。
今回は違う名前にしたが、馬鹿な事を思い付いた。
「肩に塩掛けろ!」
「お、おう」
シャアアア
塩が降りかかる。
「アアアアアアアアアア」
叫び声?
「寺いくぞ。」
妻中にも聞こえたらしく寺に行くことになった。
「和尚さん、何かいますか?」
「...。こいつはあなたに長年憑いてる見たい。ストーカーの霊。
あんたに惚れたのか、それか祟りをされるような事はしたかい?」
「いいえ特に変な事は...。」
「そうか。ここで祓おう」
「有難うございます」
呪文的なのを唱え本物だと確信した。
「終わりだよ。」
「有難うございます。」
「取れたな。もういないから安心しろ」
「ありがとう妻中。」
「泊めてくれたお礼だよ」
このはなしには続きがある。
今。これを書いているとき、叫び声が聞こえる。
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