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中編

黒い影

匿名 2日前
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投稿失礼いたします。 大して怖くないうえに子供の頃の出来事ですが、幼少期にあった不思議な出来事を一つ。 (すぐ終わります) 当時、私は小学5年生。 私には仲の良いCちゃんが居て、彼女とは下校を共にしたり家に遊びに行ったりをしていました。 ある日の放課後、Cちゃんが困った顔でこう言いました。 「家の鍵を無くしちゃったの パパかママが帰ってくるまでウチの前で遊ばない?」 もちろん了承し、彼女の家の前まで行きました。 問題はここからです。 当時かなり痛々しく厨二を患っていた私は、”降霊術”や”霊媒師”などにとてもあこがれていました。 夏に特集されるホラー番組を見て”余裕だし!”とか”面白~い”とか言っちゃう恥ずかしいタイプの子です。 そんな私はCちゃんに向かって、何を思ったのか 「……コックリさんに鍵の場所を聞いてみようか」 と、カッコつけながら提案しました。(頭の悪い小学生です) コックリさんとは”その場にいる低級霊を呼び出しあれこれ質問する”という認識があったので、ちゃんとした術式で無くても目をつむってそれっぽく念じれば質問が出来る……と私は思ったのです。 しかも患っているため、自分に特別な霊感があると信じ込んでいます。 もてる霊に関する知識をCちゃんにひけらかした後、早速私は目を閉じて良くわからない頭を押さえるみたいなポーズをしながら、霊に向かって必死に問いかけました。 もはやコックリさん要素はありません。 (そこらへんにいる誰でもいいからオバケさん、Cちゃんの鍵どこですか!) きっと私は、霊から返事があろうがなかろうがCちゃんには適当なことをいう予定だったのだと思います。 しかし、その時。 なんというか、瞼の裏によくわからない映像のようなものが映り込んだのです。 それは、背の高い男の人の影のようでした。 それがこっちに向かってゆっくり手を伸ばしてくるのです。 そんな摩訶不思議なものを見たはずなのに、なぜか一ミリも恐怖を感じることはありませんでした。 そしてそれをCちゃんに伝えて、二人で「きゃー!」「こわーい!」なんて言ってはしゃぎました それから30分ほど過ぎたころ。 待っていた、Cちゃんのお父さんがやっと帰ってきました。 「パパおかえり~!」 とCちゃん。 「おお、C。 悪い悪い、パパ間違ってお前の鍵を会社に持って行っちゃっ

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  • 良かったですよー(^ω^)
    うんこりん
  • 面白いです笑 でも不思議な事もあるもんですね。
    北海道のモモンガ 2nd
  • 面白かったです。書き方じょうずですね
    こたくん
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