
短編
手鏡
匿名 2日前
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小学の時 ばあちゃんが病死
中学の頃 じいちゃんが事故死
高校の頃 おやじが首吊った
20の頃 お袋が俺を殺そうとしてきた
だから俺が殺られる前に刺した。
20の頃には家族を失ってる
刑務所の独房で俺はいつも夢を見る
みんな俺を囲んで見つめてる
何も言わずにずっとずっと見つめてる
「何が言いたいんだ」そう思った
気がついた。俺はまた夢を見ていた
こんな夢はもう見たくない
自分の首を自分で絞めた。
苦しいし息ができない
死ぬ時は苦しい。
我慢したら楽になれるから我慢したい
ん?なんで
ばあちゃん…じいちゃんも、おやじ
お袋もみんなどうした
そんな手ばっかり見つめて
後日談:
- 「手鏡」は死ぬ時の前兆
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