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あるタクシー会社に勤めるNさんは 後1ヶ月で定年を迎えようとしていました。 その頃のタクシー会社は何処も景気が悪く タクシーを使う客は 専ら飲み屋帰りのサラリーマンやホステス等が利用していたぐらいでした。 昼間は お年寄り達が利用する事も有りましたが 病院への送迎やワンメーターの短い距離を...
「死」とは客観的な概念である。 なぜなら、死んだ本人は死んだことに気づかないからである。 死んだ人間を周りの人間が「死んだ」と認識することで初めて「死」が成立するのである。 例えば、「小学生の女の子が学校で先生に褒められ、これを早く母親に伝えたいと思い、走って家に帰る途中、...
当時私が住んでいた寮の話です 私のいた部屋の向かいの部屋は倉庫と言うことになっていて、いつも鍵が掛かっていました 夜中たまに廊下から足音が聞こえたりしますがトイレが共同なので誰かトイレに行ったのだろうと気にしていませんでした ある日夜中トイレに行った帰り倉庫に何かがいるような気がし興味本...
『別府』による怖い話, 怖い話 場所と事件名は伏せる。 その条件で話を聞いた。 花子さんの父上は長年勤めた銀用を定年退職し、神奈川県に終の棲家を購入した。 マンションの一室だった。 昭和の時代は人気の土地であり、長年憧れを抱いていたエリアだったという。 2LDKの専有面積54平...
私が高校生の頃のお話です。 親戚の叔父が亡くなり、葬儀に参加していた時の事。 お坊さんが棺の前でお経を上げていたのですが、その際、従姉の7歳くらいの息子君が突然大きな声で泣き出したのです。 従姉がなだめようとするも、その男の子は一向に泣き止む気配もなく、見かねたうちの母親が、 「あん...
俺が小学校5年生のときだから、もう20年以上も前の話だ。 最初に断っておくが、この話は人も死なないし、霊媒師や寺の住職も出てこない。 特にオチらしいオチもなく、それらしい謎解きもない。 誰かに話すにしても長くなる割にオチもないので機会もなかったんだが、せっかくなのでダラダラと書いてみようと...
私は定年退職して何も趣味がなく毎日家でブラブラしていました。ある日コンビニに買い物に行くとレジの奥に深夜のバイト募集が貼ってあり思い切って面接を頼みました。するとすぐ採用になり明日の深夜から来てくれとの事で私は深夜に行き先輩から色々と教わり半年が過ぎ私も一人で深夜勤務をこなせるようになった頃 ...
ある日、俺は彼女と見本市を回っていた。 ドーム球場程の広い会場の中で、最新の家電やゲーム機などが多くの新商品や試作品などが並んでいた。 彼女は俺と手を繋ぎながら興味深くいろいろな商品を見ていた。 その中で目を引いたのは、 「人生バーチャルゲーム」 というPRの看板と、最新型のゲーム機だった。...
「小型UFO捕獲事件」と言えば、高知市介良で1972年に起こった介良事件を想起する者が多いと思うが、その翌年、同市の別の地区で第二介良事件こと、筆山事件が起こっている。 同型の直径20cm前後の小型UFOは他の市町村や他県にも出没していて、確認されているものでは、高知県内では第二介良事件を除...
不動産会社での怖い話 「建て替え」 僕が入社して1ヶ月くらいがたったとある春の日、非通知から一通の電話が鳴ったんです。 「チョメスハイツA棟103号室の佐藤(仮)です」 電話口は歳を感じさせるような貫禄のある声でした。 当然、いつも通りのただの問い合わせだと思いマニュアルに従って対応しまし...