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昔私が住んでいたアパートの一階に変わった子どもたちが住んでいた。 その子たちは同い年くらいなのに学校には通わず、ほとんど外に出てくることもなかった。 どういうきっかけでそうなったのか忘れてしまったけれど、私と妹はその子たちの家で遊ぶことになった。 遊ぶと言っても室内でババ抜きだった。 ...
私は前からよく悪夢を見ます トラウマになるほど恐ろしい夢は 何度も見ています その中でも今日見た夢は 一番かもしれません 内容もかなり鮮明に覚えています 道路の真ん中にある 不思議な雰囲気の小さな神社を見つけて せっかくだからお参りしようと 神社に入りました 夢の中では特におか...
主人は、マサコの肉体に溺れていた。 マサコはこの屋敷に仕える女中だ。 時代は終戦から数年後のことで、世の中はまだ戦争の傷跡を残したままであった。 主人の妻であるケイコは、今日は婦人会の会合で外出している。 主人とマサコが事を終えた直後、妻のケイコが会合から帰宅した。 ...
なんであれ国家が行う事業について、みなさんはどう思われるだろうか。 〈小さな政府〉が標榜される昨今でも、国家独占事業はまだまだ多い。裁判所、治安維持(警察)、国防などがそれにあたる。われわれは普段、こうした事業を国が所管していることになんの疑問も抱いていないが、わたしはおかしいと思っている。...
地球温暖化という言葉が人口に膾炙して久しい。またそのメカニズムも広く一般に浸透しており、きょうび温暖化の説明もできない人間は正当な理科教育を受けたのか怪しまれるほどだ。 企業はこぞって低エネルギー消費をうたい文句にした〈エコ商品〉を販売し、国家間でも何度かサミットが開催され、二酸化炭素の...
21世紀は飽食の時代であるという。 確かにわれわれは日々、自分で注文した料理を半分も食べずに残す。結婚式の二次会で会話と飲酒に夢中になるあまり、コース料理がほとんど手をつけられないまま下げられていく。 いっぽう致命的に食料の足りていない地域が厳然と存在するのも事実である。骨と皮だけのア...
俺の地元は田舎だ。 夏になればヤマヒル、ムカデといった山特有の害虫がひっきりなしに家屋内に浸入して住民の安眠を脅かすし、冬は冬で洗濯物には高確率でカメムシがひっついている。1年中心の休まらない山奥の寒村。 ただ夏の川辺はすがすがしい風が渡る、かっこうの避暑地にはなる。いまでもシーズンに...
〈自然主義の誤謬〉という格言があるのをご存じだろうか。 20世紀中葉、第二次大戦から復興しつつある世界は繁栄を極めていた。経済成長は右肩上がり、テレビ、冷蔵庫、エアコンといった必須アイテムが登場したのもこのころである。人びとはバラ色の未来を容易に思い描くことができた。 ところが繁栄の裏...
私と夫は同じ病院で働いています。 娘がいるので、お互いの当直を重ねることは無いのですが、どっちかの飲み会と当直が重なった時とかに娘が病院に泊まることは年に数回ありました。さすがに中学生頃からは、同級生の家に泊まらせて頂いてましたが。 娘も今はもう大学生ですが、「私が麻薬パーティとか乱...
私が小学生の頃に実際に体験した話しを投稿したいと思います。 小学2年生の夏休み。私は家族と共に1週間程 母の実家に遊びにきていました。 当時、母方の祖父母が住んでいた家は大阪の泉州にあるとても古い府営団地・長屋の一室で、二階建てだったものの部屋数も少なく変な間取りでとっても窮屈な家でし...
身バレ防止の為多少の改変がございますがこれは私が実際に体験した話です。 ある真夏日の朝。父から急に「従兄弟のお父さんが亡くなった」と聞かされました。 私の親戚はよく子どもたちの誕生日辺りに集まってお祝いをすることが多く、従兄弟のお父さんも毎回来てました。ただ、亡くなる半年ほど前に従兄弟...
私が小学生の頃自殺をした時のお話です 木のてっぺんでぶら下がっていた私は頭から落ち、地面に落ちました。 首は180度回転し一瞬で意識はなくなり私は黒い世界へと堕ちました。 目を覚ました時、世界は一面に赤く染まりあげ静寂だけがありました。 太陽がないのに、赤い。まるで、手のひらにライトを...