怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
冬晴れの日、夜勤明けで眠れなかった私は、気分転換に市営植物園へ行った。三十一歳で音響機材の仕事をしている。植物には詳しくないが、温室の水音を録るのが好きだった。 温室の入口で録音機の電池が切れた。交換しようとしたとき、さっき通り過ぎたはずの女が、入場待ちの列の最後尾に立っているのが見えた。 ...