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仕事で故郷の海岸線を測ることになった。叔母の葬儀から三日後、冬の昼に、私は測量機材を抱えて防波堤へ向かった。 子どものころ、いとこたちとよく遊んだ小屋があった。防波堤の曲がり角、コンクリートの階段を降りた先。窓のない小さな建物で、扉には潮位表が貼られていた。中には入れなかったが、脇にぶら下が...