怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
太平洋高気圧に覆われ、連日のように真夏のような猛烈な暑さと痛いほどの晴天が続いていた、6月下旬の夕暮れ時のことだ。 部活の片付けを終えた私は、校舎内にこもった容赦ない熱気の中、すでに誰もいなくなった薄暗い旧校舎の階段の踊り場を、一人で下りていた。窓の外からは、夕方になっても一向に衰えない蝉時雨...