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奈落の底
中編

奈落の底

お嬢 2016年5月22日
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まず始めに、これは私が本当に体験した話です。 私達は小学六年生の夏休みに、友達のAちゃんとBちゃん、C君とD君、D君の弟と一緒に、とある池にいきました。別にその池でなにもすることもないのですが、一緒に遊んでいたみんなで、行くことになりました。当時は暑くて、みんなでサンダルを脱いで足を水につけました。とてもきれいな池で水も冷たく、気持ちよかったので私達はすっかりくつろいでいました。するとD君が、「あれ、道じゃねーの?」と言って、あるところに指をさしました。私達がみるとそれは確かに道で水深は、3、40cmぐらいで、草が生い茂ってトンネルのようになっていました。私達は盛り上がって、どこに続いているのか探検にいくことになりました。陸からまわってその道につくと、私達はD君を先頭にどんどん進んで行きました。途中、男子逹が小魚など捕まえて、女子逹を驚かせたりしていました。ずいぶん進んだ所で、男子逹が急に立ち止まりました私はC君に思いっきりぶつかり、「ちょっと、急に立ち止まらないでy…」「穴だ。」D君がそういったのでBちゃんが「穴ぐらいで立ち止まらないでよ。」そう言うとD君が「いや、かなり大きな穴なんだ。」そういったので私達が見てみるとそれは、とてつもなく大きな穴でした。ゆうに100mは超しているんじゃないか、と。私達が思うほどでした。しかも、なぜか底が白かったのです。「危ないしもう帰ろう。」Bちゃんがそういった瞬間、「うわっっ!!」D君がその穴に落ちていきました。D君と手をつないでいたC君も、私もBちゃんも、そしてD君の弟もみんなで落ちました。何分たったことか、ようやく私達は「ドスンっ」と仰向けに着地しました。私達は周りを見て絶句しました。あたり一面真っ白で、なにもないだだっ広い空間でした。「おい!!ここどこなんだよ!?」D君は半泣きでした。するとD君の弟が、「あっち、行きたい。」そういって走っていってしまいました。するとD君が、「あ、ちょ、おい○○(D君の弟の名前)!!」といって走りだしました。私達も追いかけざるを得ませんでした。しばらくすると、D君の弟が、「これなーに?」と言って壁を指さしました。その壁には、誰かが爪で何カ所も壁を引っ掻いた後があり、最後に赤黒い血で、「助けて」そうかいたあとがありました。「う、うわぁぁぁ!!!!!!」私達は絶叫しました。「○■※%△#っっ!!!」D君は意味不明な言葉を叫び、今来た道を戻ろうとしました。すると、「○■△※%£#っっ!なんだあれ!!!」といって指を差しました。そこには、2mほどの背の高い女の人がいました。長い髪の毛は絡まり、黒目は左右ちがう方向を向いていました。左右の手の爪は剥がれていて、指先には血がこびりついていました。そして、奇声をはっしながら追ってきました。「イヤァァァァァ!!!!!」私達は叫びながら、必死で逃げました。何分にげたことか、私達は立ち止まりました。後ろからは相変わらず女が追い続けています。しかし私達は前を見て喜びの声をあげました。そのしたには私達が落ちて来た時と同じように、穴がありました。しかしその底には、水がありました。「飛び込むぞ!!!」C君がそういいました。そして私達はいっせいに飛び込みました。長い間落ち続けて、しばらくすると目の前に水が広がりました。隣にいたBちゃんが、上を指差して、「上がるよ。」という合図をしました。すると、私達の前に二本の腕が出てきて、私達の腕をひっぱりました。そして、私達を陸にひっぱりました。D君とC君でした。私達は、安心し、「よかった~」といって、涙を流しました。そして1日たち、私達が学校へ行った時でした。先生が「よーし、29人、全員いるな。」そういった時、「えっ!?」私達のクラスは、28人なのです。私は思わず、「ねぇ、うちのクラスって28人だったよね??」と隣の席の男子にききました。すると「お、おう。そうだけど。」私が「さっき先生29人って言ってたよね??」「え、俺わかんない…。」私はおもわず、名簿を貼ってある壁がある後ろを見ました。すると、いました。後ろに、あの女がいたんです。そして、こっちを見てニタリと笑ったんです。

後日談:

  • つまらない話ですみません。でも、本当にあった事なので、皆さんもきをつけて下さい。

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