本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

長編

北九州一家監禁殺人事件

匿名 9時間前
怖い 1,363
怖くない 804
chat_bubble 13
97,721 views
たという。もちろん酔いが醒めてしまえばただちに後悔し、自己嫌悪することになるのだが。  こうしてやすやすと松永のかけた罠に捕らえられた主也さんは、二人の子供までも松永に預けてしまうことになる。そしてこの直後あたりから、松永の緒方家一同への「通電リンチ」も始まった。  供述によると、静美さんと理恵子さん母子を並べて仰向けに寝かせ、同時に性器へ通電するというリンチまで行なっていたそうである。  母と娘2人を犯し、その関係をそれぞれの夫の面前で吹聴し、なおその性器へ電流を流す。松永は彼らの上に絶対的に君臨し、それを誇っていた。まさにローマ皇帝並みの暴君ぶりだったと言えよう。  8月、緒方家は誉さん名義で、農協から3000万を借り入れた。担保はもちろん祖父名義の土地である。  主也さんはこの借入書の保証人になっているが、その前に松永に「これ以上、緒方家の奴隷になっていることはない」と唆され、住民票の住所を変えていた。それを忘れてもとの住所のまま書類を作成してしまったことを松永は「文書偽造だ」と責め、それを何度も何度も明け方まで眠らせずに繰り返す得意の手口で、彼を追い詰めていった。  発端は些細な、くだらないことでかまわないのだ。とにかく責める糸口さえあればいい。あとは思考能力を奪ってしまう一手だった。  睡眠不足と心労により、主也さんは9月以降、職場へ出勤できなくなった。そして主也さんへの通電も、ほぼ同時期に始まっている。  彼らは自由に外出することも禁じられ、完全に松永へ精神的に隷属した。彼の促すままに農協から金を借りては渡し、まだ残っている水田を売却すべく手続きに奔走した。  その一方、松永は例の「書面作成」の腕前を発揮し、彼らに 「我々が失踪したのは土地の売却を親族に邪魔されたせいである」 「私(主也)は妻の首を絞めて殺害をもくろんだ事実を認める(※松永みずからが理恵子さんとの肉体関係を暴露し、彼の嫉妬心を煽った果ての行為である)」  など何通もの書類を作らせては署名させた。精神的に支配されきっていた緒方家の人々は、これに法的拘束力があるとたやすく信じた。  しかし祖父や親族が簡単に土地の売却にうんと言うはずはない。  親族に強硬につっぱねられ、警察が動き始めたことも知らされた松永は、緒方家はもう金にならないと判断した。なおそれまでに彼が緒方家から搾り取った金は、6300万円にのぼるという。  1997年12月、

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(13件)

  • おもろいか??
    コロン
  • 胸糞
    コロン
  • 反社会勢力組織による組織的犯行
    aj
  • 身をもって命の尊さを知れ。 と思うけど、 桁外れの異常者。 服役中もきっと何も感じていないのでは ないだろうか。 何の意味もないのではないだろうかと 思ってしまいます。 日本の軽い刑にあっかんべー。しているのでは?
    ママちゃん
  • 観ても恐ろしいです。 早く死刑執行してもらいたいと思い嘆願書を出しましょう。
    たかし
  • おもろー
    びびり
  • はやく死刑になりやがれー
    sad
  • とても、こわいはなしです
    にゆうし
  • 早く死刑にならないかな〜こいつら
    うんこりん
  • 漫画でも読んだ 絵があるぶん分かりやすい
    まゆ
0/500

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.0.238

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

grid_3x3 話題のキーワード

search

サクッと読める短編の怖い話 サクッと読める短編の怖い話

読み込み中...