
長編
北九州一家監禁殺人事件
匿名 19時間前
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純子はこれに従い、見ず知らずの自分に親切にしてくれたスナック経営者や紹介者に
「あんな安い給料でこき使いやがって、バカにしてるのか」
「親切ヅラして私をスナックへ売り飛ばしただろう」
と松永に命じられるがままに悪態をついた。
松永はその後、純子がマンションで死体をバラバラにしたことを緒方家の3人に告げ、「家の名誉のため、証拠を隠滅しなくては」と言って配管工事をさせている。これによって彼らに共犯者の負い目を感じさせることが目的だった。
その上で彼は緒方家の人々に
「純子は詐欺、殺人などで指名手配となっています。なんとか私が彼女の面倒をみながら逃げ切ってみせますから、さしあたり5年分の逃走資金を調達して下さい」
と言った。この5年分の逃走資金として呈示した額は、3000万円である。緒方家の人々はそんな金はないと言ったが、松永は土地を担保に借りろと強要。しかし土地の名義は、祖父のものになっていた。
1997年6月、妻の理恵子さんが毎晩外出していることに気を揉んだ主也さん(緒方家の婿養子)は、彼女を問い詰めた。理恵子さんは渋々、姉の純子が犯罪者であることを打ち明けた。
元警官である主也さんはそれを聞き、「松永が義姉をたぶらかしたに違いない」として、次回は自分も同行すると言い出した。
しかしこれもやはり、取り返しのつかない誤りであった。
松永は一目で主也さんの性格を見抜いた。公務と農協しか社会経験のない純朴さ、婿養子であることのわずかな心の引け目、隠された男のプライド。松永は彼に酒を飲ませ、
「あなたが跡取りなのに未だに土地の名義は先々代さんらしいじゃないですか。バカにされてるんですよ」
「緒方家の中じゃあなた、単なる種馬扱いだと言うじゃありませんか、人をなめるのもいい加減にしろという感じですねえ」
「理恵子さんは意外に男癖が悪いそうで。静美さんといい緒方家の女性は発展家の血筋のようですな」
とさんざん吹き込んだ。静美の相手とはもちろん松永本人のことなのだが、これは実際地元でも相当噂になっていたらしい。そして理恵子さんとも、松永はもう関係を持っていた。
赤子の手をひねるように松永に乗せられてしまった主也さんは、
「あなたがお人よしなのをいいことに、こんなにコケにされ続けて腹がおさまらないでしょう。あんな人たちは殴ってやったってバチは当たりませんよ」
との松永の言葉のままに、緒方家の人々を順繰りに殴っ
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- おもろいか??コロン
- 胸糞コロン
- 反社会勢力組織による組織的犯行aj
- 身をもって命の尊さを知れ。 と思うけど、 桁外れの異常者。 服役中もきっと何も感じていないのでは ないだろうか。 何の意味もないのではないだろうかと 思ってしまいます。 日本の軽い刑にあっかんべー。しているのでは?ママちゃん
- 観ても恐ろしいです。 早く死刑執行してもらいたいと思い嘆願書を出しましょう。たかし
- おもろーびびり
- はやく死刑になりやがれーsad
- とても、こわいはなしですにゆうし
- 早く死刑にならないかな〜こいつらうんこりん
- 漫画でも読んだ 絵があるぶん分かりやすいまゆ