
長編 emoji_events 殿堂入り
リョウメンスクナ
匿名 1時間前
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て」
息子「イカレたんだろうねぇ。でもね、呪いの効力はそれだけじゃないんだ。リョウメンスクナの腹の中にある物を入れてね……」
俺「何です?」
息子「古代人の骨だよ。大和朝廷とかに滅ぼされた『まつろわぬ民』いわゆる朝廷から見た反逆者だね。逆賊。その古代人の骨の粉末を腹に入れて……」
俺「そんなものどこで手に入れて!?」
息子「君もTVや新聞とかで見たことあるだろう? 古代の遺跡や墓が発掘された時、発掘作業する人たちがいるじゃない。当時はその辺の警備とか甘かったらしいからね。そういう所から主に盗ってきたらしいよ」
俺「にわかには信じがたい話ですよね」
息子「だろう? 私もそう思ったよ。でもね、大正時代に主に起こった災害がこれだけあるんだよ」
1914(大正3)年:桜島の大噴火(負傷者9600人)、秋田の大地震(死者94人)、方城炭鉱の爆発(死者687人)。
1916(大正5)年:函館の大火事。
1917(大正6)年:東日本の大水害(死者1300人)、桐野炭鉱の爆発(死者361人)。
1922(大正11)年:親不知のナダレで列車事故(死者130人)。
そして1923年(大正12年)9月1日:関東大震災、死者・行方不明14万2千8百名。
俺「それが何か?」
息子「全てリョウメンスクナが移動した地域だそうだ」
俺「そんな! 教団支部ってそんな各地にあったんですか? と言うか偶然でしょう(流石に笑った)」
息子「俺も馬鹿な話だと思うよ。で、大正時代の最悪最大の災害、関東大震災の日ね。この日、地震が起こる直前に天獄が死んでる」
俺「死んだ?」
息子「自殺、と聞いたけどね。純粋な日本人ではなかったと言う噂もあるらしいが」
俺「どうやって死んだんですか?」
息子「日本刀で喉をかっ斬ってね。リョウメンスクナの前で。それで血文字で遺書があって……」
俺「なんて書いてあったんですか?」
『日 本 滅 ブ ベ シ』
俺「……それが、関東大震災が起こる直前なんですよね?」
息子「そうだね」
俺「偶然ですよね?」
息子「偶然だろうね」
俺「その時、リョウメンスクナと天獄はどこに?」
息子「震源に近い相模湾沿岸の近辺だったそうだ」
俺「……その後、どういう経由でリョウメンスクナは岩手のあのお寺に?」
息子「そればっかりはオヤジは話してくれなかった」
俺「あの時、住職さんに『なぜ
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- スクナを祀って天獄を台座の踏みつけにすればいい。 憎しみも怨みもそのものが生きた証そのもの、それを利用され使い勝手の良い道具にされるということは、存在そのものを否定する事に等しい。己という個を消され続けた者が、怒りをもたない訳が無い。 人として接し、食物を与え、大切にお祀りすれば、天獄のような賊を滅ぼす鬼仏として人に認められるはずだ。 災い転じて福となす黄色い鬼
- 最後の方話むず…名無しさん
- 最後の方話むず…名無しさん
- コピペくらいきちんとしようよ!! レジェンド級の話なのに魅力半減やぞ。 元投稿者に悪いと思わんのかかまれ
- 内容がめちゃくちゃわ
- オチがないわ
- ま、まーまーかな猗窩座
- ま、まーまーかな猗窩座
- ま、まーまーかな猗窩座
- コピペするなら全文のせてくれ鴉