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長編

姦姦蛇螺(かんかんだら)

匿名 2時間前
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んな事をしたのかもわからなかった。 転校扱いだったのか在籍してたのかは知らんが、これ以来一度も見てない。 まぁ死んだとか言うことはなく、すっかり更正して今はちゃんとどこかで生活してるそうだ。 ちなみにBの親父は、一連の騒動に一度たりとも顔を出してこなかった。どういうつもりか知らんが。 オレとAも、わりとすぐ落ち着いた。 理由はいろいろあったが、一番大きかったのは、やっぱりBのお母さんの姿だった。 ちょっとした後日談もあって、たぶん一番大変だったはずだ。 母親ってのがどんなもんか、考えさせられた気がした。それにこれ以来うちもAんとこも、親の方から少しづつ接してくれるようになった。 そういうのもあって、自然とバカはやらなくなったな。 一応他にわかった事としては、特定の日に集まってた巫女さんは、相談役になった家の人。 かんかんだらは、危険だと重々認識されていながら、ある種の神に似た存在にされてる。大蛇が山だか森だかの神だったらしい。それで年に一回、神楽を舞ったり祝詞を奏上したりするんだと。 あと、オレ達が森に入ってから音が聞こえてたのは、かんかんだらは柵の中で放し飼いみたいになってるかららしい。 でも六角形と箱のあれが封印みたいになってるらしく、棒の形や六角形を崩したりしなければ、姿を見せる事はほとんどないそうだ。 供養場所は、何らかの法則によって、山や森の中の限定された一部分が指定されるらしく、入念に細かい数字まで出して範囲を決めるらしい。 基本的にその区域からは出られないらしいが、柵などで囲んでる場合は、オレ達が見たみたいに外側に張りついてくる事もある。 わかったのはこれぐらい。オレ達の住んでるとこからはもう移されたっぽい。 二度と行きたくないから確かめてないけど、一年近く経ってから柵の撤去が始まったから、たぶん今は別の場所にいるんだろな。

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