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長編

不思議な体験

匿名 4日前
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こでやっとあることに気が付きました。 皆がここを通ったのであれば、苔を踏む靴跡がたくさんあるはずだということに。 自分が足を進める一歩先を見ました。 足跡は一つだけありました。 小さい足跡は一つだけありましたが、その足跡途中で途切れているんです。引き返してきた跡もありません。 防衛本能なのか私は即座に引き返し、もう一度振り返って足跡を見ました。 自分が靴で途中まで行った足跡のほかに、確かにもう一つ足跡がありました。 ですが、私の考えは「プールだと思って泳いだ人がいたんだな。馬鹿な奴。」でした…。 途中で途切れている足跡よりも、ほかにも何か違和感があることへ興味が向いていました。 時間が流れ、違和感が何かを考えるのをやめ、そもそもの正規ルートはどこなんだと考えていました。 足跡が一つしかなかったため、確実にせき止めの奥の森は違う。やっぱり私が進んでいたルートは正しかったんだ。 自信を取り戻し、最初に引き返したところまで行きました。 すると、不思議なことに下山している人たちの声が聞こえてきました。 安心した私は、ほぼ走って駐車場に行きました。 駐車場に行きバス、時間にまだ余裕があることを、そこらへんにいた老人クラブから聞き出し、今あった出来事を両親に伝えるべくもう一度山に入り、すれ違う人たちに「もう少しだから頑張って~」と声をかけつつ行った。 あっという間に両親と合流し、さっきのことを話しつつ歩いた。 ふと気が付くと見覚えのある場所にでた。 私が一番最初に引き返したところだ。来るときは気が付けなかったなーと、ちょっと後悔し、お母さんの服の袖を引っ張って「こっちにあったの!来て来て!」と裾を引っ張って行った。 だがそこには獣道がなくなっていた。 「ここに絶対あったの!」 「はいはい。でも、もうないからしょうがないねー。」 「まって、こっちかも…!」 などと必死にお母さんにも見せて、何とも言えないこの体験を共有したいと考えていた。 だが、母は先を急ぐべく前に進んでいた。 「もう一人で探すからいいもん!」とやけをおこし探すと、すんなり獣道が見つかった。 まだそう遠く離れていない母に駆け足で近寄り、「今度こそあったから!来て!」と言って腕を引っ張った。 だが、2回目はそう簡単引っ張れなかった。 そうこうしているうちに飽きて、両親をおいて、足早に下山しバスに乗り込んだ。 バスの中で休憩を取りつつ、さっきのことを思いだし

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  • 世の中には、足の小さい大人も居るのですよ
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