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中編
スキー旅行での出来事
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スキー旅行での出来事

2024年6月26日
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自分が通っていた高校は、修学旅行がなく、代わりに二年生の時にスキー旅行という全く嬉しくない行事があった。

強制的に丸三日間ホテルに監禁され、朝から夕方までスキーをやらされる行事で、生徒たちはみんな文句を言っていた。

そんなスキー旅行。

自分は二日目に熱を出し、三日目は一人で部屋で寝ていることになった。

これはますます最悪だ。

初日と二日目は各班にインストラクターがついて、自由に滑ることができないのだが、三日目だけは最終日ということで各自が自由にゲレンデを滑ることが許されていた。いわば拘束された行事の中で唯一の自由タイムだったわけだ。

悪い連中なんかはゲレンデの奥の方の木陰でタバコを吸ったりしていたし、自分もそこに加わりたかった。

が、結果的に高熱のために一人で部屋で一日寝ているハメに・・。

「はあ、マジで最悪だ・・」

熱で体調も悪く、俺は静まり返ったホテルの部屋の中、布団に包まってため息ばかりついていた。

そうそうずっと眠れるわけでもなく、テレビを見たり、ぼーっと部屋の天井を見たりして時間をやり過ごしていた。

当時はスマホなんてまだなくて、携帯電話もクラスメートのうち何人かが持っている程度だった。

暇つぶしの道具は何もなかったのだ。

で、そんなこんなでうつらうつらしていたころ。

時間で言うと15:00ぐらいだったと思う。

そろそろスキーに行った奴らが戻ってくるかな、という時間。

がちゃり。

何の前兆もなく、急に部屋のドアが開く音がして驚いた。

(あれ?いつの間に帰ってきたんだ?)

ドアと部屋の間には襖があって、俺は布団に寝転んだまま襖に目をやった。

そこにはスキーウェアを着た背の高い男が一人、立っていた。

一瞬クラスメートかと思ったが、スキーウェアは下の脱衣所で着替えてくるはずだし、そもそも知らない顔だし、第一、いつ襖を開けて入ってきたんだこの人はと、一気に血の気が引いた。

その男は西洋人とも東洋人ともとれる顔つきで、無言のまま俺を見下ろし、立ち尽くしていた。全身が黒ずんでいて、何やらただならぬオーラを発して立っていた。

絶対生きてる人間じゃない!!!

全身を鳥肌が覆い、俺はとっさに目を閉じた。布団をかぶろうかと思ったが、それはそれで怖いので、必死に目を閉じてとにかく消えてくれと、心の中で念仏のように唱えた。

がちゃり。

しばらくして再び部屋のドアが開く音がして、俺は戦々恐々として目を開けた。

するとさっきの男がすぐ横に立っていた。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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