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2014年5月5日
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ようやく気持ちが落ち着いたので、厄落としの為にも書いてみます。

長文な上にあやふやな所もあり、ぐだぐだになると思うので、嫌いな方はスルーでお願いします。

私が嫁いだ先は四国の某所。

主人の実家は農業をしていて、自分達が住んでいる場所からは車で20分程度なので、時々手伝いをしに行っていました。

その日は暖かい日が続いていた初春頃、椎茸のこま打ちの手伝いをして欲しいとの連絡があり、こま打ちをする場所は主人の実家から車で10分程かかる山の中なので、まっすぐそこへ向かいました。

到着し、ドアを開けて早々、思い切り咳き込んでしまいました。

むせかえる様な甘い臭いが、いっぱいに漂っていたからです。

大量の砂糖を煮詰めた様な、そんな臭いでした。

山の中とは言っても、登山道を少し入ったらすぐ隣にある開けた場所ですし、麓には民家が数件あるので、そこで何か調理をしているんだろうと思いました。

しかしそれにしてもあまりに酷い臭いだったので、思わず義母に言ったのです。

「凄い臭いですね。芋煮会でもしてるんですかね?」

義母はキョトンとした顔で言いました。

「臭い?何の臭い?何も臭わんけど?」

いやいや!そんなわけないだろう!とつっこみそうになりました。

こんなエグいくらい臭ってるのに!そう思い、原木を運んでいた義父にも同じように聞きました。

しかし義父も首をかしげて、何も臭わないと言うのです。

からかわれてるのか意地悪をされてるのか全くもって府に落ちませんでしたが、失礼な話、年を取ると色々な感覚が鈍くなると聞くし、嗅覚が衰えたのかな、と勝手にそんな事を考えていました。

それからすぐにこま打ちの作業を開始し、順調に進んでいったのですが…

作業が進むにつれ、臭いがどんどん強くなっていくんです。

数十本終えた所でとうとう気分が悪くなり、一息つこうと持参した水筒のお茶を飲み、そして何となく周りの景色をぐるっと見た時でした。

思い切り心臓が波打ちました。

私の数十メートル後ろの樫の木の側に、とてつもなく大きく、真っ黒な人がこちらを向いて立っていたから。

正確に言うと、半袖で足先まですっぽり隠れる様な真っ黒のワンピースを着た、真っ黒なとても長い髪をした人でした。(両眼とも視力は1.5ですが、顔は髪に隠れて見えませんでした)

遠目から見ても優に2メートルは越えていて、人にしては不自然な大きさに感じ、あっけにとられて視線をそらせませんでした。

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