こんばんは。 先日投稿した話の様に実話なので怖くないかも 知れないですが、読んで頂けると嬉しいです。 今から話すのは小学校の頃に体験した事なので もううろ覚えですが、友人達が体験した怖い話 です… 当時私の通っていた小学校ではどの学校にも 必ず付いているであろう『学校の七不思議』と 言うものが流行っていました。 その中でも一番人気（？）だった七不思議が、 『体育館のメアリーさん』です。 このメアリーさんと言うのは金髪碧眼の外国人の様な見た目をしている美少女で、第二次世界大戦の時この辺りに住んでいたけど日本軍によって 酷い殺され方をした—————— とか言う噂がありました。 で、そのメアリーさんを呼び出すには 丑三つ時（夜の2時）に体育館に行き、 ｢メアリーさん、メアリーさん、メアリーさん」 と言って体育館の壁を軽く三回ノックすると言う方法だったと思います。 　私の友人に、Nちゃん、Hちゃん、Kちゃんの 三人がいました。 彼女達は私と同じく怪談好きだったので メアリーさんを呼び出す為夜の2時に体育館へ 行ったそうです。 そして例の儀式を行いましたがメアリーさんは 出て来ません。 ｢なぁんだ、メアリーさんの噂嘘だったんじゃん」 ｢帰ろ〜」 ｢そうだね」 そして3人とも家に帰り寝ました。 次の日、3人に異変が起きたのです。 私とHちゃんは家が近くよく一緒に帰っていたのですが、急にHちゃんがある方向を見つめたまま 動かなくなってしまいました。 ｢どうしたの？」 と聞くと、私の腕を掴んで走り出してしまったんです。 Hちゃんに聞いても怯えるばかりで話そうとしません。 この時はHちゃんの悪ふざけかな〜と軽く考えていたのですが、次の日Nちゃんが授業中に 教科書を見つめて顔色を蒼くしました。 その時Nちゃんは隣の席だったので 心配して声を掛けると、 ｢や、やだ…しゆかちゃん……髪の毛…金色の、 髪の毛…っ！」 そう叫んで授業中なのにも関わらず教室を飛び出しました。 Kちゃんもその様子を見てその日はずっと震えていて、帰り道でKちゃんに何があったのかを 聞きました。 すると、メアリーさんの儀式を行った事を話し始めたのです。 ｢しゆかちゃんどうしよう…私も呪われる……！」 そう私にしがみついて来たのを覚えています。 ですが私は何も出来ないので、 小学校の近くにあった神社に行く事を勧めました。 3人はその神社にお参りし、無事に元通りに な