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長編

心霊スポットに行った時のこと

匿名 3日前
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達ですね。お守りとか、魔除けの札とか・・・」 俺の事をにらみつける。 不満なようだ。 さすがに軽装備過ぎるか? なんとなく、お守りを携帯するようになってしまったのだが、先輩にとっては子供だましに過ぎないのかもしれない。 「おまえさぁ」 「すみません、近いうちに揃えておきます」 「何の話だ?どうでもいいけど、そんなものいらん」 「え?」 「そんなもの、いらないって言っているんだ。幽霊と戦う気か?」 そっちかい。 やはり、子供だましに過ぎないか・・・。 リュックを置こに行こうとする俺に先輩は 「・・・懐中電灯とありったけの電池は持ってこい。いつもより暗いらしいからな」 「分かりました」と返事をして俺は、リュックの中身を電池に替えた。 スポットに向かっている間もずっと先輩はテンションが高かった。 ずっと、「青兄には、適わないなぁ」とか「どんなのがいるのかなぁ?」とかブツブツ言っていて、いつもの先輩っぽくなかった。 「そろそろ着くぞ」 と、先輩に言われた時、時刻は9時を10分ほどすぎていた。 角を曲がると、そこには古そうな建物が建っていた。 これは・・・病院か? と、思ったとき、 「よぉ。やっと来たか」 という声が聞こえてきた。 木の陰から男の人が出てきた。 近づいてきた男の人は、高身長で体格が良くスポーツ男子といった容姿だった。 彼が先輩の言う『青兄』だろうか。 手を差し出してきた。 「よろしく。僕は、黒人<すみと>。君は、真君だね。妹から聞いてるよ」 「あ、よろしくお願いします」 「早く行こうよ」というような目線を黒人さんに送っていたので行くことにした。 入り口を通ったとき、何か落ちたような音がして驚いてしまった。 先輩と黒人さんが俺を見て笑っていたので、俺は恥ずかしくなってズカズカ進んだ。 先輩の言っていた通り中は、窓はあるのだが暗く、懐中電灯が無いと前を歩くのはつらかった。 俺には・・・。 なぜか、黒人さんは1番前をトコトコと進んでいた。 「黒人さんは、目がいいんですか?」 「いや、目が良いというよりは、夜目が利くのかな。昔から暗いところが好きだったから」 心霊スポット巡りでもしていたのだろうか。 小さい頃から幽霊の存在を認められるのか・・・強いな。 「そんなことより、黒人さんって固いな。青でいいよ」 「そうだね。青兄に『スミ』は合わないよ」 「分かりました」 しかし、やっぱり気

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  • 要は1時間くらい経ってたと思ったのに実際には10分もも経ってなかったってことか
    モンチ
  • 師匠シリーズみたいで面白い。続編が楽しみですね。
    防空頭巾
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