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中編

謎の蟲

やちゃん 2日前
怖い 302
怖くない 228
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幽霊などは出てこないのですが、小学生のころ経験したちょっと怖くて不可解な体験でした。 少しグロテスク?なところがあるので虫嫌いな人は注意です… 小学生の時クラスの行事で、緑林教室に行った時の話です。 そこで私たちは1泊2日で山の上でキャンプしたり、ちょっとした登山なんかしたりして、 それは楽しかったのですが、一つ憂鬱なことがありました。 夜、寝るときは班ごとに何グループか集まって、それぞれの山小屋に泊まることになるのですが、 トイレが山小屋よりも離れた場所にあり、しかもとても酷い臭いと汚さで、見た目も当時としては真新しかった山小屋に比べて 酷くボロで、なんとなく夜中にここを利用するのは避けたい気分でした。 しかし、どうしても夜になると、山の上なので冷えるのか我慢できなくなった私は懐中電灯片手に恐る恐るトイレに向かうことになりました。 夜中のトイレは昼間見たときよりも闇深く、電灯は付いていたのですが、大きくて気持ち悪い蛾が何体もバタバタ飛び回っていて ただでさえ虫が嫌いな私はビクッとなりながら(早いところ済ましちゃおう…)と泣きたい気持ちを抑えて中に入りました。 外にいるときもアンモニア臭が酷かったのですが、個室の中はドアを開けた瞬間、鼻底までくる刺激臭に加え やはりというか和式のボットン便所で、1秒でも出たくなった私は急いで済ましちゃおうと懐中電灯をつけたまま脇におきました。 山の夜はとても静寂で、時々不気味な鳥の鳴き声もしてくるので、用を足してる間にも突然、血まみれの女が上から垂れてきたり、 背中をポンッって叩かれたらどうしよう…なんて頭の中で怖い妄想が次々と浮かんできて、心臓の鼓動が止まりませんでした。 用も済んで、さあ早いところ出ようと思った瞬間でした。 太ももにピシャッと冷たい感覚が走ったのです。 一瞬(ひいッ)って声を上げちゃったのですが、懐中電灯で何が当たったのかおそるおそる太ももの部分を当ててみました。 虫嫌いの私は凍り付きました。 それはソーメンよりも細いくらいの白いミミズのような虫?で、私の太もものところでウネウネクネクネうねっていました。 (ぎゃああッ!)声にならない声をあげながら足をブンブン振り回して、物体を振り落とそうとしました。 と、次の瞬間です。そのミミズのような白い物体がピョンッと跳ねて、私の手首の部分に張り付いてきたのです。 すっかり混乱してる私は、今度は腕をブ

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  • 白いネバネバw
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