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長編

コピペ エディ

匿名 3日前
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、道の外周に墓石が建ち並ぶつくりになっている。 ここは昼間は見晴らしも良く、取り立てて嫌な雰囲気があるわけでもない。 だが、全国どこにでもあるように、この霊園にも『ジンクス』があり、 大学の地元では心霊スポットとして有名な場所でもあった。 それは、『深夜にロータリーを3周してクラクションを鳴らし、ライトを消すと・・・』というありふれたものだ。 学内ではそれをやったOBが事故にあっただの、霊に取り付かれたなどということがまことしやかに噂されており、 自分も入学した当初、先輩などから散々聞かされていた。 俺たちは食事の最中からエディの薀蓄や講釈に軽くうんざりししたり、 彼が首から提げている怪しげな数珠に笑いを堪えたりしながら30分ほど山道を走り、 霊園へと続く分かれ道に差し掛かった。 「・・・結構いるね」 エディが真顔でつぶやく。 ほら、はじまったよ。他の3人は同じようなことを思っていた。 夜間も開放されているゲートを抜け、車はゆっくりと墓石の並ぶロータリーを進んだ。 「おい、見えるか?悪意のある霊じゃないけど、あそこの木の陰とか・・・」 後部座席で『霊感』を発揮するエディ。 俺は助手席で笑いを堪えるのに必死だった。 タケはロータリーを3周し、斎場正面に車を停めた。 「いいっすか?いきますよ」 タケはクラクションを鳴らし車のライトを切った。真っ暗な車内に沈黙が流れる。 サダがごくりと唾を飲み込んだ音がした。 そのとき・・・。 298 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:40:10 ID:pk0kfXsq0 「ヤバい!タケ!車出せ!!」 突然エディがわめきだした。 「え?どうしたんですか?!」 「いいから早く出せ!来てる!!」 周囲を見回したが俺には何も見えなかった。 タケは言われるままアクセルをふかし、車を急発進させる。 「いるか?」 俺はタケに訊いたが、彼も全く見えてはいないようだった。 後部座席を振り返ると、わめきちらすエディの横でサダが硬直していた。 「早くしろ!来てるってば!いっぱいいるんだよ!!」 エディは後ろを振り返りながらパニックになっていた。 そして数珠を握り締めながら九字を切ったり、お経のようなものを唱えたりしていた。 なにこの出鱈目・・・ 俺は素人ながらも冷めた目でエディの様子を見ていたが、 それでも狂ったように何かを唱え

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